モバイル向けRTX 3070 Mのベンチマーク出現。RTX 2080 Ti並み

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
この記事は最終更新日から1年経過しています。掲載内容や情報が古い可能性があります。
  • URLをコピーしました!

NVIDIAからモバイル端末向けのGeForce RTX 3000シリーズについて、ミドル・ハイエンドモデルに当たるRTX 3070 MのV-ray性能が浮上しました。

RTX 3000シリーズの最新情報はこちらへ

目次

RTX 3070Mのベンチマーク出現。

NVIDIAのGeForce RTX 3000シリーズのモバイル版ミドル・ハイエンドモデルに当たるGeForce RTX 3070 MではAmpereアーキテクチャーを採用し、大量のCUDAコアや進化したレイトレーシングコアが搭載されていますが、今回、CUDAコアを活用するV-rayのベンチマークスコアが出現しました。

デスクトップ向けRTX 2080 Ti並みの性能をモバイルで発揮

今回、計測されたベンチマークはV-Ray 5のRTコアを利用して計測が行われています。そのため、RTコアの性能やコア数がスコアの上下を左右する大きな要因となります。

ベンチマークのスコアでは、RTX 3070 Laptop GPU(RTX 3070 M)は1394ptを獲得しています。比較すると、RTX 2070は701pt、RTX 2080 Superが733ptとなっています。最も性能面で近いのはRTX 2080 Tiとなっており、約5% RTX 3070 Mが下回る程度に収まっています。

RTX 3070MではTGPは80W~90W程度に留まり、一つ上のRTX 3080Mでは115W~150Wとなる見込みとなっています。
ちなみに、RTX 3070では1861ptを獲得しており、RTX 3070Mとの性能差は25%程ありますが、消費電力がRTX 3070の半分以下になっているにも関わらず25%程度の下落しかないのはワットパフォーマンスの高さが伺えます。

RTX 3070M含めたモバイル向けGPUはは2021年1月登場予定

今回、紹介したRTX 3070Mですが、RTX 3080MとRTX 3060Mと同時に2021年1月登場予定とされています。ただし、このモバイル向けGPUを2021年1月に搭載する製品はASUSとMSIに独占される予定で、HP、Dell、Lenovoなどの製品に搭載されるのは2021年4月頃とされています。

一方で、レイトレーシング非対応モデルであるGTX 1660 TiやGTX 1650 Ti/無印の後継モデルは現時点ではリリース予定は無く、RTX 2080 Super、RTX 2070 Super、RTX 2070、RTX 2060のみが上記3モデルに置き換えられる予定です。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次