Ryzen 9 5900HXのベンチマークスコアが判明

  • 2020年12月5日
  • 2020年12月6日
  • Zen3

ラップトップやタブレットPC向け『Zen3』RyzenであるCezanneシリーズですが、そのハイパフォーマンスラインアップであるHシリーズのベンチマーク結果が出現し、情報からオーバークロックの可能性が指摘されています。

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出現したRyzen 9 5900HXについて

数日前に、Ryzen 7 5800HのGeekbenchベンチマーク結果が出現していましたが、今回はRyzen 9 5900HXと言うモデルのベンチマーク結果が出現しました。このRyzen 9 5900HXはゲーミングラップトップPC向けのハイエンドCPUであり、現行のRyzen 9 4900HSを置き換えるモデルになります。
TPDは35W~45Wとなり、競合するのはIntelのTiger Lake-Hシリーズとなります。

ラップトップ向けだが、最大4.6GHzのブーストクロック

今回、出現したベンチマークはASUSのROG Zephyrus GX551QSと呼ばれるモデルで、ROG Zephyrusシリーズの最新モデルと見られています。Geekbenchで記録されている詳しい仕様では、ベースのクロック周波数は3.3GHzで動作し、ブースト時は4.6GHzで動作する模様です。

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パフォーマンス面ではRyzen 9 5900HXではシングルコアが1423pt、マルチコアが6912ptとなっています。現行のRyzen 9 4900HSでは平均でシングルコアが1092pt、マルチコア7071ptである事から、シングルコアは30%と言う大幅なパフォーマンス向上を果たしています。一方でマルチコアでは全く伸びていないですが、これは恐らく製品の最終調整が行われていないからであり、参考にしかならなさそうです。この結果から分かる事は、シングルコア性能は大幅向上しているのは確かなようです。

Ryzen 9 5900HXと最も近い現行のIntel CPUであるCore i9-10885Hと比べたかったのですが、データがありませんでした。そのため一つ下のモデルであるCore i7-10875Hと比べます。するとシングルコアが1210pt、マルチコアが7010ptとなっており、シングルコアは約18%高い結果となっています。一方でマルチコアはこちらも同等性能に落ち着いています。

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ラップトップ向けモデルで初めて末尾『X』が登場。手動オーバークロックの可能性

今回、Ryzen 9 5900HXのベンチマーク結果出現と同時に南アフリカの小売店からRyzen 9 5900HSを搭載したROG Zephyrusの存在がリストされています。この末尾SはTDPが若干落とされたモデルで現行モデルにも存在しています。一方で末尾Xは初めて登場するモデルとなっており、ユーザーによる手動オーバークロック機能が解放されたモデルを指す可能性が指摘されています。一方で、デスクトップ向けであるクロック周波数が高いモデルの事を指す可能性もあります。どちらにせよ、モバイル・ラップトップ向け『Zen3』RyzenであるCezanneシリーズはCES2021にて発表される見込みです。

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