無印版Ryzen 5000シリーズとAPU搭載 5000Gシリーズが近々登場

  • 2020年12月22日
  • 2021年1月10日
  • Zen3

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Zen3アーキテクチャを採用したRyzen 5000シリーズが11月に発売されましたが、AMDでは、OEM向けに無印版Ryzen 9 5900とRyzen 7 5800を近々リリース予定です。また、モバイル向けの『Cezanne』ベースとしたデスクトップ向けAPUであるRyzen 7 5700GとRyzen 5 5600Gも用意している模様です。

無印版Ryzen 5000シリーズはTDP 65WでOEM向けにリリース予定

Ryzen 5000シリーズでは、現在高クロック版の『X』シリーズのみがリリースされていますがOEM向けモデルとして『無印版』Ryzen 5000シリーズがリーク情報で定評のあるPatrick Schur氏Momomo_US氏によると、まもなくリリースされるとの事です。
リリースされるモデルは、Ryzen 9 5900とRyzen 7 5800となっています。両モデル共にコア数やキャッシュ容量などは末尾が『X』のモデルと同じになるものの、TDPは105Wから65Wに抑えられています。また、Ryzen 3000シリーズでの無印版と同じく、動作クロックが若干下がったモデルとなる一方で価格は$50ドルほど抑えられるモデルとなる見込みです。
ただし、残念ながら今回の噂では、これらのモデルはOEM向けにリリースされる予定となっており近日中にBTOでRyzen 5000シリーズの無印版が選択可能になるものの、リテール版がリリースされる情報は今のところ無いそうです。

モバイル向けCezanneベースのデスクトップ向けAPUがまもなく登場

Patrick Schur氏によると、AMDではモバイル向けCezanneをベースにデスクトップ向けのAPUを準備中との事です。モデルは2つでRyzen 7 5700GとRyzen 5 5600Gとなる予定です。
Ryzen 7 5700Gでは8コア、16スレッドとなりデスクトップ向けRyzen 5700Xと同じになりますが、L3キャッシュ容量はCezanneベースとなるため16MBに減る予定です。
Ryzen 5 5600Gもデスクトップ向けRyzen 5 5600Xと同じく6コア、12スレッドとなりますが、L3キャッシュは16MBとなります。両モデル共TDPは65Wになる見込みで動作クロックはCezanne-Hよりも高くなる見込みです。
発売時期ですが、こちらはリテール版のリリースが予定されている模様で、2021年上半期中に何かしらの情報が公開される見通しになっています。

 

末尾に『X』が付かない無印版のRyzenはRyzen 3000シリーズ世代では価格が抑えられており人気が高いモデルとなっていましたがRyzen 5000シリーズではリテールでの販売無しと言うのは驚きです。恐らく、Ryzen 5000シリーズ全般が値上げされた中で、無印版が発売されるとモデル別の売れ行きが大きく偏るためこのような措置をしたように考えられます。ただし、Intelが2021年1月に発表する『Rocket Lake-S』の価格設定次第ではAMDも無印版を通常通り発売する可能性もあります。
どちらにせよ、日本ではOEM向けでしかリリースされていないはずのデスクトップ向けAPUであるRyzen 7 4750Gなどが発売されているため、バルク品として出回る可能性は高いのでそこまで心配する必要は無いと考えられます。

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