Ryzen 5000シリーズとAMD X570とB550の故障率は高いとの事

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2020年11月に発売されたRyzen 5000シリーズですが、PowerGPUと呼ばれるカスタムPC作成会社の調査によるとRyzen 5000シリーズとAMD X570チップセットマザーボードの故障率が非常に高い事が判明しています。

『Zen3』Ryzenの最新情報はこちらへ

 

目次

DoA率はRyzen 9 5950Xが16%。Ryzen 5 5600Xでも2.5%を記録

AMD Ryzen 5000 ‘Zen 3’ Desktop CPUs & X570 Motherboards Have High Failure Rates (wccftech.com)

*DoAとはDead on Arrivalと略。箱から明けた状態で既に故障した状態の事を指す。

2020年11月に発売されたRyzen 5000シリーズについて、カスタムPCなどを作成するPowerGPU社によると、入荷したAMD Ryzen 5000シリーズCPUでの故障率が非常に高い事がツイートで報告されています。

ツイートでは、Ryzen 5000シリーズの故障数が記載されており、以下の通りになっています。

  • Ryzen 9 5950X 50台中8台が故障 (故障率16%)
  • Ryzen 9 5900X 50台中4台が故障 (故障率8%)
  • Ryzen 7 5800X 100台中4台が故障 (故障率4%)
  • Ryzen 5 5600X 120台中3台が故障 (故障率2.5%)

AMD Ryzen 5000シリーズでは、このように高い故障率を出している一方でIntel製CPUではRyzen 5000シリーズ発売から今までに1個しか故障が記録されていないとの事です。また、Ryzen 5000シリーズ登場前まではAMDとIntelの故障比はAMD 2割、Intel 8割だったとの事ですが、Ryzen 5000シリーズ登場によりこの比率は一気に逆転したとの事です。ちなみに、通常CPUの故障率は0.01%との事ですので、Ryzen 9 5950Xの故障率

 

AMD X570とB550マザーボードも故障率が高い模様

PowerGPUによると、AMD製マザーボードであるX570とB550についても故障率が高いと明言しています。数で言うと、週当たりに入荷するX570とB550の内、最低でも3~5台は故障しているとの事です。このAMD Ryzen 5000シリーズCPUと対応マザーボードの高い故障率ですが、自作PC界隈でも話題になり始めているようで、harukaze5719氏によると韓国ではX570とB550マザーボードの不具合に関する投稿は多いとツイートしています。

ただし、具体的な数やharukaze5719氏が他のソースから聞いた話と最高16%の故障率について若干乖離している事もつぶやかれています。そのため実情を把握するにはもう少し時間が必要かもしれません。

 

自分自身、Ryzen 9 5950XとB550マザーボードを持っていますが、今のところ何のトラブルも無く動いています。恐らくですが、この故障は経年劣化などで頻発するようなトラブルでは無さそうですので、PC組み立て時など購入した後の早い段階で気付けるのは不幸中の幸いかもしれません。ただ、Ryzen 9 5950Xなどが故障し、保証での交換を申し込んでも次の入荷がいつになるのか全く読めません。ですので、やっと手に入れたのに、交換製品を待たねばいけないという精神的なダメージの方が非常に大きそうです。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 5900XとX570のマザボ使ってます。
    2週間位でCPUが突然死にました。BIOS、OSどちらも起動せず。

    なんとかASKと交渉して交換してもらい、現在再セットアップ中です。
    この記事を読むと、またCPUが壊れないか心配になります。

    勘弁してもらいたいなー

  • そんなに故障率が高いわけないだろう。
    うちX570 AORUS XTREMEは半年で壊れたけどな。

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