NVIDIA GeForce RTX 4070のスペック情報出現。CUDA数はRTX 3070と同じに

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NVIDIAではGeForce RTX 4070 Tiを2023年1月に16万円台で発売を予定としていますが、価格と性能を抑えたGeForce RTX 4070が近々登場するようで、その仕様に関するリーク情報が出現しました。

目次

GeForce RTX 4070のスペック情報出現、CUDAやRTコア数はRTX 3070と同じに。

NVIDIAでは2022年にハイエンドモデルのRTX 4090とRTX 4080を、2023年1月にはハイエンド寄りのアッパーミドルレンジのRTX 4070 Tiを発売しますが、これらのモデルは15万円以上する高価なグラフィックカードですが、NVIDIAではこのRTX 4070 Tiの1つ下のモデルであるGeForce RTX 4070を準備しているようで、今回このRTX 4070に関するリークがGPU関連のリークで高い的中率を出しているKopite7kimi氏から出現しました。

Kopite7kimi氏によると、GeForce RTX 4070についてはRTX 4070 Tiと同じくAD104 GPUを採用するものの、CUDAコア数はAD104 GPU(=RTX 4070 Ti)が搭載するCUDAコアの25%ほどが無効化された5888基に留まっており、RTコアは46基、Tensorコアは184基になると見られています。

このCUDAやRT、Tensorコアの数は現行のRTX 3070と全く同じ数になっていますが、動作クロックがRTX 4070では最大2.6 GHzにも達する事から浮動小数点演算性能は30.74 TFLOPsとRTX 3070を1.5倍上回っており、RTX 3080並みの性能になっています。

VRAM関係はRTX 4070では上位のRTX 4070 Tiと同じく12GBのGDDR6Xを採用し、速度、バス幅も21Gbps、192-bitとRTX 4070 Tiと同じ仕様になっています。

高速なGDDR6Xを採用する事で、バス幅は256-bitから192-bitに減らされてはいますが、RTX 3070の帯域幅448 GB/sに対してRTX 4070では504 GB/sと高速化しており、L2キャッシュ容量も4MBから36MBに増えている事でバス幅がボトルネックとなる事は無い仕様になっています。

消費電力は250Wになる見込みで、RTX 3070の220Wよりは増えていますが、動作クロックが1.5倍に増えている割には増えていないのでワットパフォーマンスは大幅に向上したと言えそうです。

Kopite7kimi氏からは仕様の情報だけで価格は明らかになっていませんが、コストを決定づけるダイサイズに関してはRTX 3070では392mm2ですが、RTX 4070では292mm2と100mm2縮小しているためサムスン8nmからTSMC 5nmへ移行した事によるコスト増を考慮してもRTX 3070並みのコストでの製造は可能と考えられます。

ただ、RTX 4070 Tiが$899と言う価格設定である事を考えると、RTX 4070は$799、日本円で言うと14万円前後で販売される可能性がありそうです。

 

RTX 4070についてはRTX 3070と変わらないコア数になっていますが、動作クロックやGPUアーキテクチャーが刷新されているため性能は向上するのは確実と言えます。ただ、実際のゲームにおいては浮動小数点演算のように動作クロックが1.5倍になったから1.5倍の性能とはならず実際にはこれよりも更に小さくなると見られています。そのため、RTX 4070については前世代モデルと比較すると良くてRTX 3080並みの性能と考えられます。こうやって見ると、RTX 4090はバケモノ級に進化を遂げていますが、それ以外のGPUに関しては性能向上代はあまり大きくなさそうです。


 

 

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • DLSS3.0とかを差し引いたとしても性能がほぼ一緒で100ドルも高いなら3080買ったほうが…

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