Intel 第13.5世代CPU、Raptor Lake-Refreshは2023年8月登場で計画中も模様

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Intelでは第14世代CPUとなるMeteor Lakeのデスクトップ向けCPUが2023年中に投入が困難である事から、現行のRaptor Lakeを改良したRaptor Lake-Refreshを2023年に投入を計画していますが、このRaptor Lake-Refreshの発売予定について情報が出現しました。

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第13.5世代デスクトップ向けCPU、Raptor Lake-Refreshは2023年8月頃に登場予定の模様

Intelでは2022年にデスクトップ向けに第13世代となるRaptor Lake-Sを発売し、2023年1月にはエントリーからハイエンドまですべてのラインアップでRaptor Lake-S世代のCPUの発売を行いました。

このRaptor Lakeの次の世代として計画されていたのが第14世代のMeteor Lake-Sでしたが、採用するIntel 4のキャパシティーが不足しているのか、単純に開発が間に合っていないのか当初計画されていた2023年末までの投入は難しく、第14世代CPUに関しては2024年末まで投入が遅延する事が多くのリークで明らかになっています。

ただ、2023年はAMDが3D V-Cacheを搭載したRyzen 7000X3Dシリーズや、Ryzen 7000シリーズ最大のネックだったマザーボード価格も大幅に下げたA620の投入などコンシューマー向けCPUで攻勢を強めていくなかでIntelは競争力のある製品を投入する必要があります。その一環でIntelは2023年末までに第14世代のつなぎとしてRaptor Lakeの小改良版、Raptor Lake-Refreshを2023年第3四半期に投入する事がリークされたロードマップなどで明らかにされていますが、この具体的な発売時期についてリーク情報が出現しました。

リークはHarukaze5719氏の『Raptor Lake Refreshの計画について知ってる人は居る?』と言う質問に返信された内容で、リーカーの@wxnod氏が『2023年8月』である事を回答しています。

この一連のやり取りはこれだけで、あまり詳細はありませんが@wxnod氏については過去にRyzen 7000シリーズが9月15日ごろ発売と6月にリークしており、実際は2週間ほど遅れてはいましたがほとんど当たっていた事からある程度信憑性はある情報かもしれません。

製品のライフサイクル的にも、2023年8月は合理性があると考えられます。というのも、第14世代CPU(噂ではArrow Lake)は2024年上半期中に投入する計画で進めており、8月にRaptor Lake-Refreshを発売すればある程度まとまった量を生産する事が可能となり、コスト効果も見込めると見られています。

このRaptor Lake-Refreshについては名前の通り現行のRaptor Lakeの小改良版にとどまる為、マザーボードは600/700シリーズと互換性を有しています。また、CPUのアーキテクチャー面で大きな変更は入らず、各ラインアップとコア数も現行と変わらないと見られています。一方で、変更点としては各モデルで動作クロックの向上や、一部ではDLVRと呼ばれる新技術が採用される可能性があるようです。このDLVRは消費電力を20%低減することが可能で、消費電力が原因で頭打ちだったCore i9-13900KSなどハイエンドモデルを中心に、更なる性能向上が可能となり、AMDのRyzen 9 7950X3Dなどに対抗する製品として発売される可能性がありそうです。

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