AMD Radeon RX 7600はCUを32基搭載。価格は4万円台で登場する可能性

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AMDでは2023年5月に開催されるComputex 2023にてRDNA 3アーキテクチャーを搭載するRadeon RX 7000シリーズ新モデルを一挙に発表すると見られていますが、今回この中でメインストリーム向けモデルのRadeon RX 7600(無印)が一部販売店にすでに届いているようで、そのパッケージ画像から仕様などが明らかになりました。

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Radeon RX 7600(無印)のパッケージ画像から仕様が判明。Compute Unitは32基と噂より高性能化

AMDでは2022年12月にRDNA 3アーキテクチャーを採用するRadeon RX 7900 XTXとRX 7900 XTを発売しましたが、このモデル以降はしばらくRX 7000シリーズの新モデルは投入がされていません。しかし、AMDでは2023年5月末に開催されるComputex2023以降にRadeon RX 7800系、RX 7700系、RX 7600系などハイエンドからミドルレンジモデルを一気に発表および発売する予定となっています。今回、この中で最も最初に発売が予定されているメインストリーム向けモデルとなるRadeon RX 7600(無印)について製品が販売店に到着したようでそのパッケージの写真とそこから仕様情報が明らかになりました。

AMD Radeon RX 7600 8GB graphics card spotted in Asian store – VideoCardz.com

Radeon RX 7600のパッケージが撮影されたのはアジアの販売店で、撮影されたモデルはSapphire製のRadeon RX 7600 Pulseモデルで、オリジナルのデュアルファン構成のGPU冷却機構を備えたオーバークロックモデルになっています。

画像に写っているパッケージは側面部分も一部見えており、そこにはRX 7600のスペックの一部が記載されており、すでに登場している情報の通り8GBのGDDR6を搭載していますが、GPUのコアであるCompute Unitに関しては32基と記載されており搭載するNavi33 GPUのフルスペック版が搭載されることからInfinity Cacheも32MB搭載されるようです。

Radeon RX 7600については過去に登場していたリークではNavi33 GPUを搭載するもののCompute Unitの一部を無効化したモデルとなりコア数に関しては24基になるとも言われていました。しかし、このパッケージ画像ではCompute Unitは32基と記載されており、フルスペックのNavi33 GPUを搭載するようです。こうなると、上位のRadeon RX 7600 XTはCompute Uniを32基以上搭載するNavi32を使う事が規定路線となるため、AMDのRadeon RX 7000シリーズのメインストリーム向けモデルはNVIDIAに比べると性能が高くなる可能性がありそうです。

なお、この画像をVideocardzに提供した者によると、Radeon RX 7600は$249で販売がされるとのことで、日本での販売価格に換算すると税込約4万円程度となり、現在発売中のNVIDIA GeForce RTX 3060やRadeon RX 7600 XT並の価格となります。性能面でRX 7600はRX 6650 XTとRX 6700 XTの間ぐらい、NVIDIAで言うとRTX 3060 Tiを若干下回るぐらいになると見られているため、4万円での登場となればコストパフォーマンス面では非常に優れていると言えそうです。ただ、Videocardzによると価格を他のソースから入手しようとしても情報は持っていなかったとのことですので、発表される際には全く異なった価格設定となる可能性がある事は留意する必要がありそうです。


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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 3060Tiより若干劣る7600が4万で出るなら、
    3060Tiと同等以下の4060Tiマジで売れる要素ゼロやん

  • この価格でレイトレとかAIお絵描き性能を重視する人は少ないだろうし
    ホントにそんな値段で出せたら結構売れるのでは?
    そうなったら革ジャンも値段下げるよね?

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