リファレンス水冷のRadeon RX 6900 XT LCのベンチマークが出現

最近になり、BTOやブラジルのネット通販などで出現しているリファレンス水冷を搭載したRadeon RX 6900 XT LCですが、中国のBilibiliにてSapphire製のRadeon RX 6900 XT LCでベンチマークなどを行った結果が掲載されました。

リファレンス水冷を搭載したRadeon RX 6900 XT LCの詳細

Sapphire reference-looking Radeon RX 6900 XT LC (with liquid-cooilng) tested - VideoCardz.com

Radeon RX 6900 XTにリファレンス水冷を搭載したモデルについては、4月頃に初めて存在が確認され、Radeon RX 6900 XTXと呼ばれるSKUを搭載すると見られていました。このSKUにはNavi 21 XTXHと呼ばれるNavi 21 XTXを更に選別したGPUが搭載されており、現在ではSapphire TOXIC ExtremeやASUS ROG STRIX LCなどかなり高いレベルにオーバークロックされたモデルに採用されています。

今回、出現したRadeon RX 6900 XT LCではSKU名こそRX 6900 XTXでは無いものの、Navi 21 XTXHを採用していると見られており、ゲーム時の動作クロックは2250MHz、ブーストは2435MHzとなっています。また、VRAMについてはGDDR6を採用しているものの、速度は18.48Gbpsとなっておりリファレンスモデルの16Gbpsから大幅に引き上げられており、GDDR6X(19Gbps)に迫る速さになっています。

リファレンス空冷より高速だが、TOXIC Extremeには及ばず

Bilibilに掲載された動画で紹介されたベンチマークでは、3Dmark Time Spy、Time Spy Extream、FireStrike ExtreamとPort royalがリファレンスのRadeon RX 6900 XTと今回主役のRadeon RX 6900 XT LC、Radeon RX 6900 XT Toxic ExtremeとNVIDIA GeForce RTX 3090 (Hall of Fame)の4機種で実施されています。

結果としては、RX 6900 XT LCはリファレンスモデルより約5%早いという結果となっていますが、同じく水冷モデルであるTOXIC Extremeには約4%程度上回る形で差を付けられています。また、RTX 3090に対しては、3D Mark Fire Strike Extreamを除いてはRX 6900 XT LCはパフォーマンス面で下回る結果となっています。

ゲームにおけるベンチマークも動画では掲載されていますが、TOXIC Extremeのスコアが異常に高いゲームが多いため、正確なのか少々疑問ですが、ControlとShadow of the Tomb RaiderではRX 6900 XT LCがリファレンス空冷を10%以上上回るスコアとなっており、メモリー速度の向上が効いているように見られます。一方でTOXIC ExtremeはRX 6900 XT LCを20%以上も上回るスコアを叩き出しており、正確なのか疑問なスコアとなっています。

Cyberpunk2077では、リファレンスとRX 6900 XT LCとでは2%の差、Toxic Extremeは何故か両モデルに対してスコアが下回る結果となっています。一方でDeath StrandingではリファレンスとRX 6900 XT LCの差は誤差範囲に縮まる一方で、Toxic ExtremeがRX 6900 XT LCに対して6%以上高いスコアを叩き出しています。

なお、このRadeon RX 6900 XT LCですが数日前にブラジルのサイトにてリテール版らしきモデルが掲載されていましたが、Radeon RX 6900 XTシリーズについて正しくリークしたCoreteksによると、このモデルはOEMにのみ販売される見込みとの事です。このRadeon RX 6900 XT LCについてはFSRのリリース日である6/22に何かしらの発表があるかもしれません。

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