Zen 3を採用したAMD Ryzen ThreadRipper が8月登場に向けて準備中

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AMDの最新鋭Zen 3アーキテクチャーを採用する次期型Ryzen ThreadRipper 5000シリーズへの対応がHWiNFOに追加されるとともに、リーク情報によるとこのThreadripper 5000シリーズは8月頃に登場する見込みとの事です。

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Zen 3採用Ryzen ThreadRipper 5000

AMDではデスクトップ向けのRyzen 5000を2020年10月に、モバイル向けとサーバー向けであるRyzen 5000H/UとEPYC Milanを2021年1月と3月にそれぞれリリースしていますが、HEDT向けのRyzen Threadripperについてはまだ何も発表がありません。このRyzen ThreadRipperについては、2019年11月の発売から既に16か月近く経過しており間もなく次期型に置き換わる頃合いとなっています。

この次期型はコードネームがChagallと呼ばれており、既存のTRX40に対応すると見られていますが発売時期について今まで何度か正しいリーク情報を出したKittyYYuko (旧:KittyCorgi)氏がツイートしています。

ツイートでは8月に新世代のThreadRipperが登場するとつぶやかれており、これは恐らくChagallと呼ばれるRyzen ThreadRipper 5000シリーズの事を指していると見られています。

ES品でパフォーマンスで問題が発生中?

Videocardzの独自ソースによると、このRyzen ThreadRipper 5000シリーズの開発で問題が発生しているとの事です。内容としては、数週間前にES品がテストされたもののパフォーマンスの伸びしろがRyzen 5000シリーズに比べて小さかったという内容です。そのため、多くのマザーボードメーカーは未だにRyzen ThreadRipper 5000シリーズについて情報が開示されていないとの事です。

HWinfoが更新。次期ThreadRipperを読み込めるように

マザーボードなどに情報が開示されていない一方で、HWinfoで興味深いアップデートが行われました。

 Improved detection of AMD ThreadRipper PRO and next generation ThreadRipper.

AMD ThreadRipper PROと次期ThreadRipperの検出性が向上しましたと言うパッチノートが出されています。このアップデートではES品か製品版のCPUIDを指しているのか不明ですが、ES品については既に出回り始めている可能性が非常に高いです。そのため、KittyYYuko氏のつぶやき通り8月登場に向けてAMDでは準備を着実に進めている可能性は高そうです。

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