NVIDIAも独自のスマートアクセスメモリーを開発中。IntelとAMDに対応

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NVIDIA RTXシリーズのライバルであるAMDのRadeon RX 6000シリーズでは、スマートメモリーアクセスと呼ばれるRyzen 5000 CPUとRadeon RX 6000 GPUの組み合わせ時には通信を最適化しパフォーマンスを上げる機能が実装されています。それに対抗する形でNVIDIAも同じ様な機能を開発中でCPUはIntelでもAMDでも動くようです。

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スマートアクセスメモリー機能をアップデートで実装予定

AMDではRadeon RX 6000シリーズとRyzen 5000シリーズCPUを組み合わせるとGPUとCPU間の通信を最適化し、パフォーマンスを向上させるスマートアクセスメモリー機能を実装しています。NVIDIAはこれに対抗して、似たような機能を実装しますが、NVIDIAの場合はAMDでもIntelでも動くように設計されているとの事です。

AMD、Intel CPUでも対応し、PCIe Gen3から動作可能

GamersNexusによると、NVIDIAより今後のバージョンアップによってAMDのRadeon RX 6000シリーズで実装されたようなスマートアクセスメモリー機能が実装されるとの事です。NVIDIAのスマートアクセスメモリー機能では、AMDのスマートアクセスメモリーのようにRyzen 5000 + X570マザーボードなどハードウェア的な制約は無く、Intel、AMD、PCIe Gen3かGen4などを問わず幅広く利用可能になるとの事です。

これは、このスマートアクセスメモリー機能自体、どれだけのGPUメモリーをマッピングするかと言うのを指定する『BAR』機能を使うため幅広いハードウェアで対応が可能になるようです。ちなみに、現行のPCでは256MBに制限されているものを、AMDのスマートアクセスメモリー機能の場合はVRAM容量分にマッピングするとの事です。

AMDの発表会では、このスマートアクセスメモリー機能を利用する事で、ゲーム時のパフォーマンスが5~10%程度向上したと謳われているため、NVIDIAが提供するスマートアクセスメモリー機能がどの程度、パフォーマンスに寄与するのか注目です。

AMDでは、Ryzen 5000と利用する事によるアドバンテージをアピールしていましたが、そもそもこの機能が言うほどパフォーマンスに影響を与えるのか正直疑問です。

11月18日より、Radeon RX 6000シリーズは発売されるため、そもそもこのスマートアクセスメモリー機能がどれほどのものなのか、仕組みなども判明すると考えられますので、続報などあれば記事にしていこうと思います。

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