NVIDIAも独自のスマートアクセスメモリーを開発中。IntelとAMDに対応

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NVIDIA RTXシリーズのライバルであるAMDのRadeon RX 6000シリーズでは、スマートメモリーアクセスと呼ばれるRyzen 5000 CPUとRadeon RX 6000 GPUの組み合わせ時には通信を最適化しパフォーマンスを上げる機能が実装されています。それに対抗する形でNVIDIAも同じ様な機能を開発中でCPUはIntelでもAMDでも動くようです。

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スマートアクセスメモリー機能をアップデートで実装予定

Wccftech
NVIDIA Confirms Ampere GeForce RTX 30 GPUs To Get Its Own Smart Access Memory (SAM) Tech Through Fut... NVIDIA has just confirmed to GamersNexus that they are working on their own (Smart Access Memory) technology for GeForce RTX 30 GPUs.

AMDではRadeon RX 6000シリーズとRyzen 5000シリーズCPUを組み合わせるとGPUとCPU間の通信を最適化し、パフォーマンスを向上させるスマートアクセスメモリー機能を実装しています。NVIDIAはこれに対抗して、似たような機能を実装しますが、NVIDIAの場合はAMDでもIntelでも動くように設計されているとの事です。

AMD、Intel CPUでも対応し、PCIe Gen3から動作可能

GamersNexusによると、NVIDIAより今後のバージョンアップによってAMDのRadeon RX 6000シリーズで実装されたようなスマートアクセスメモリー機能が実装されるとの事です。NVIDIAのスマートアクセスメモリー機能では、AMDのスマートアクセスメモリーのようにRyzen 5000 + X570マザーボードなどハードウェア的な制約は無く、Intel、AMD、PCIe Gen3かGen4などを問わず幅広く利用可能になるとの事です。

これは、このスマートアクセスメモリー機能自体、どれだけのGPUメモリーをマッピングするかと言うのを指定する『BAR』機能を使うため幅広いハードウェアで対応が可能になるようです。ちなみに、現行のPCでは256MBに制限されているものを、AMDのスマートアクセスメモリー機能の場合はVRAM容量分にマッピングするとの事です。

AMDの発表会では、このスマートアクセスメモリー機能を利用する事で、ゲーム時のパフォーマンスが5~10%程度向上したと謳われているため、NVIDIAが提供するスマートアクセスメモリー機能がどの程度、パフォーマンスに寄与するのか注目です。

AMDでは、Ryzen 5000と利用する事によるアドバンテージをアピールしていましたが、そもそもこの機能が言うほどパフォーマンスに影響を与えるのか正直疑問です。

11月18日より、Radeon RX 6000シリーズは発売されるため、そもそもこのスマートアクセスメモリー機能がどれほどのものなのか、仕組みなども判明すると考えられますので、続報などあれば記事にしていこうと思います。

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