NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズの情報出現。3nm採用で価格が高騰へ。

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

NVIDIAでは2024年頃に次世代GPUアーキテクチャーであるBlackwell採用のGeForce RTX 5000シリーズの投入を計画していますが、今回このBlackwellアーキテクチャーに関して開発初期段階のリーク情報が登場しました。

目次

NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズの情報が登場。TSMC 3nmで製造され性能はRTX 4000の2倍で最後のモノリシックダイに

NVIDIAでは2024年頃に現在最新鋭のAda Lovelaceアーキテクチャーの後継であるBlackwellアーキテクチャーを採用したGeForce RTX 5000シリーズの投入を計画していますが、今回このRTX 5000シリーズ搭載のBlackwellアーキテクチャーに関するリーク情報がMoore’s Law is Deadやkopite7kimi氏より登場しました。

GeForce RTX 5000シリーズでは引き続きモノリシックダイを採用

AMDではRDNA 3よりハイエンドモデルのNavi 31とNavi 32でチップレット構造を採用し始めている一方で、RTX 4000シリーズに採用されているAda Lovelaceアーキテクチャーではすべてのラインアップがモノリシックダイを採用しています。

ADA-next seems to be another monolithic chip.

— kopite7kimi (@kopite7kimi) July 19, 2022

コストが高い最先端プロセスでGPUダイを製造する場合、可能な限りダイサイズの小型化を行う事でコストの低減を行う事が可能で、AMDはこのアプローチでコストパフォーマンスを向上させる計画でRDNA 4なども開発を進めており、NVIDIAも同じ方向に向かうのでは無いかと言われています。

しかし、NVIDIAはAMDなど競合の流行に左右されずGeForce RTX 5000シリーズに搭載されるBlackwellアーキテクチャーではモノリシックダイを採用する方向で開発を進めているようです。NVIDIAとしては、Ada Lovelace世代ではAMDに最高性能面で大きくリードを決めている事から、引き続きモノリシックダイを採用し開発工数の縮小により期間の短縮や不具合の低減を優先させる方向のようです。

製造はTSMC 3nmで実施へ。GPU価格は更に高騰する可能性

現在のGeForce RTX 4000シリーズに搭載されているAda Lovelace世代のGPUはTSMC N4(5nm改良版)を採用していますが、NVIDIAのBlackwellアーキテクチャーではTSMC 3nmを用いて製造が行われるようです。このTSMC 3nmについては性能面で想定以上に優れているとされているのですが、ウェハー価格はTSMC N4に比べて25%以上高価になる可能性があるようです。

Blackwellではモノリシックダイを採用するという話であるため、仮にRTX 4090に採用されているAD102 GPUのダイサイズのまま、GB102 GPUが登場すればコストは単純に25%上がるため、価格も最低25%、つまりRTX 5090に関しては38万円ぐらいでの販売が行われる可能性があります。特に後述するようにメモリーバス幅が512-bitなどダイサイズが小型化する要素はハイエンドに限って言えば無いため、ハイエンドモデルを中心に価格が大きく跳ね上がる可能性は秘めているようです。

メモリーバス幅は最大512-bitに。GDDR7が間に合わなければGDDR6Wなども視野に

NVIDIAのGeForce RTX 4090では384-bitのメモリーバス幅を持つGDDR6Xを採用し、メモリー帯域幅は1008GB/sに達していますが、Blackwell世代の最上位モデルでは512-bitのバス幅を持つGPUが登場する可能性があるようです。

It’s too early to discuss Blackwell now. I won’t be surprised if it has a 512-bit memory interface.

— kopite7kimi (@kopite7kimi) April 7, 2023

メモリー規格については引き続きGDDR6Xを使うのか、GDDR7を使うのかは不明ですが、仮に現在採用されているGDDR6Xの最速品である24Gbpsを使用した場合、512-bitであれば1536GB/s、もし36Gbpsの速度を持つGDDR7が採用されれば、2304 GB/sと2TB/s以上の帯域幅を持つ事になり、HBM2を超える帯域幅となります。

Blackwell世代の最上位モデルの性能はGeForce RTX 4090の2倍以上に?

肝心のパフォーマンスに関しては、Blackwell世代の最上位モデルではAda Lovelace世代の最上位モデルであるGeForce RTX 4090に対して2倍以上に向上すると言われています。特に、ラスタライズ性能の他、NVIDIAではパストレーシングを用いたレイトレーシングを積極的にアピールしているため、レイトレーシング性能についてもRTX 4090に対して大幅な性能向上を目指すものと見られています。ただ、性能の大幅向上となれば価格も大きく跳ね上がる可能性もあり、上述の通りTSMC 3nmでの製造は非常にコストが高く付くため、Blackwell世代のハイエンドモデルでは性能が大きく向上するものの、価格についても相応の値上げがあると覚悟しておく必要はありそうです。


この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

この記事をかいた人

自作PCやゲーム、ガジェット好き。
帰国子女だった事を活かして海外のPCやゲーム、ガジェットのトレンドや情報をいち早く正確にお届けします。

コメント

コメントする

目次