NVIDIA GeForce RTX 4070は小型で8pin単体モデルも存在。写真と情報がリーク

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NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズでは、現在発売されているRTX 4090、RTX 4080、RTX 4070 Tiの3モデル全てで16pin電源である12VHPWRが標準搭載となっており、他の選択肢はカスタムモデルでも選べない状態ですが、まもなく発売されるGeForce RTX 4070では12VHPWRの他にPCI8pin電源を搭載したモデルも存在する事が明らかになりました。

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NVIDIA GeForce RTX 4070の電源コネクターは12VHPWRの他に8pinを2または1口搭載のモデルも存在。

NVIDIAが2022年から発売を開始したGeForce RTX 4000シリーズではハイエンドモデルのRTX 4090、RTX 4080、RTX 4070 Tiとすべてのモデルで16pinコネクターである12VHPWRがリファレンス、カスタムモデル共に標準搭載とされており、RTX 4000シリーズを買えば12VHPWRコネクターの使用が強制される状態となっていました。

しかし、Igor’s LABやChiphellからのリークによると、NVIDIAではGeForce RTX 4070から12VHPWRの強制を取りやめ、8pinコネクターなどAIB各社の要望に従い選択できるようになることが明らかになりました。

まず、Igor’s LABの情報から紹介すると、RTX 4070には2つのバリアントが存在し、AIB各社が使用するためのいくつかの異なるオプションが存在するとされています。

TBPが225W以上のオーバークロックされたRTX 4070では12VHPWRコネクタを使用する可能性が高い一方で、もうひとつのバリアントではTBPが200Wに設定されたリファレンスモデルに近く、1つもしくは2つの8pinコネクタを搭載するとされています。VideoCardzによれば、8pinを2つ備えたRTX 4070は12VHPWRコネクタを備えたモデルに比べると劣りますが、8pin1つ備えたモデルよりはオーバークロックに適しているとのことです。

なお、NVIDIAが販売するGeForce RTX 4070 Founders Editionについては12VHPWRを採用する可能性が高いですが、AIB各社が発売するモデルに関してはRTX 4070がメインストリーム向けモデルであることを踏まえ、多くのモデルが8pinを1つか2つ搭載するモデルで発売すると見られています。

なお、8pinを1つ搭載するRTX 4070については既にChiphell上に存在が確認されており、INNO3D製のRTX 4070の外箱を撮影した写真がリークされています。

このRTX 4070のパッケージ写真にはPCIe8pinコネクターを1つ搭載する事が記載されています。また、パッケージに掲載されているRTX 4070のイメージではグラフィックスカードのサイズが非常に小さく、現行のRTX 3060並みのサイズに収まっている所は注目すべき点と言えそうです。

性能的にはこのRTX 4070はCUDAコアを5888基を2.4 GHzで動作させ、VRAMは21GbpsのGDDR6Xを12GB搭載することでRTX 3080並みか若干劣る程度の性能になると見られています。RTX 3080では8pinを2口搭載し、TBPが320Wであったことからグラフィックスカードのサイズは巨大でしたが、このRTX 4070では電力効率が高いAD104 GPUを採用する事で8pinを単体搭載でも動作が可能となり、本体サイズもRTX 3060並みになるなど10万円越えと言う価格さえなければ魅力的なグラフィックカードであったと言えます。

ただ、今まで12VHPWRを強制するなどメインストリームには厳しい対応だったのが、RTX 4070からは8pinも搭載可能に緩和されており、この流れは今後登場するRTX 4060 TiやRTX 4060にも反映されるためこの点は一つの改善点と言えそうです。あとはNVIDIAが心を変えてRTX 4070を7~8万円ぐらいで売ってくれればかなり売れるとは思うのですが・・・残念ながらないでしょうね。

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