RDNA3搭載、Navi33の新情報が出現。4096コアでRX 6900 XT同等性能に

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AMDから2022年末までの発売が予定されているRDNA3アーキテクチャですが、ミドルレンジに属する予定のNavi33に関するコア数などの一部仕様の最新情報が出現しました。

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ミドルレンジモデルのNavi33、コア数が若干減る

AMD Radeon RX 7000 ‘RDNA 3’ Navi 33 GPU Rumored To Feature 4096 Cores But Performance Faster Than Navi 21 (wccftech.com)

2021年5月頃、KittyYuko氏やGremon55氏からAMDのRDNA3アーキテクチャーを採用するNavi 33に関する情報が出現しました。当時は、Radeon RX 6900 XTに搭載されているNavi21と同じ5120基のコア数を搭載していましたが、Gremon55氏の最新情報によると4096基にコア数が減らされる可能性があるとの事です。

コア数が減ってもNavi33性能はRadeon RX 6900 XT相当

RDNA3ではハイエンドモデルであるNavi31とNavi32では2つのGPUダイを搭載するMCM構成となっていますが、このハイエンドモデルから単一GPUに減らしたミドルレンジモデルがNavi33となる予定になっています。

そんなNavi33ですが、リークを取り扱っているGreymon55氏によるとコア数は4096基になる事を示唆しています。

仮にNavi 33が4096基となると、Radeon RX 6900 XTの5120基のコア数に対して8割程度にまで減らされていますがGreymon55氏によると、性能面ではRadeon RX 6900 XTを超えられなかったとしても、RDNA3アーキテクチャーが採用される事で少ないコア数で同等程度の性能には達するとの事です。

RDNA3からは従来のRadeonシリーズで用いられていたCompute Unit(CU)と言う概念からWork Group Processors(WGP)に置き換えられるため、4096基のコアの場合16基のWGPが搭載される事になります。

RDNA3のラインアップ上ではNavi33はRadeon RX 6600 XTの置き換え?

kopite7kimi氏によると、このNavi33の位置づけとしては、Navi23をRDNA3化したものである事を示唆するツイートをしています。そのため、この情報が正しいとすればNavi33はRadeon RX 6600 XTを置き換えるモデルになる可能性があります。

Radeon RX 6600 XTに搭載されているNavi23ではコア数が2048基搭載するGPUでしたが、Navi33のコア数4096基となると倍増される事となり、性能面でもRadeon RX 6900 XT相当との事ですので、この通りのラインアップとなればミドルレンジモデルの性能は飛躍的に向上すると見られます。

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過去に出現した情報としては、Radeon RX 7000シリーズでは、6nm化されたRDNA2 GPUが投入されると言われています。

そのため、kopite7kimi氏の言う通りミドルレンジであるRadeon RX 6600 XTのポジションにNavi33が来るとすると、その下のRadeon RX 6500のポジションにRadeon RX 6900 XT ~ RX 6800で採用されているNavi21が、エントリー相当と言えるモデルにRX 6700 XTで採用されているNavi22やRX 6600 XTで採用のNavi23などが投入される事となります。もしそうなれば、エントリーモデル含めて大幅な性能底上げが実現するため、価格次第ではありますがAMD製GPUのシェアは大きく増えそうな気がします。

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