IntelのノートPC向けMeteor Lakeがオークションに登場。価格は14万円。

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IntelではノートPC向けに登場するMeteor Lakeの目玉機能の一つでもあるAIアクセラレータである『VPU』についてComputex2023でデモなどを行っていましたが、その裏でこのノートPC向けのMeteor LakeについてES品と見られるCPUがアメリカのオークションサイト、eBayに出品されているようです。

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ノートPC向けMeteor Lakeがオークションサイトに登場。価格は14万円で6P+8E構成。

IntelではComputex2023にてノートPC向けに2023年末までに納入が予定されている第14世代CPU、Meteor Lakeについて実機での動作デモンストレーションを披露しました。このデモンストレーションはMeteor Lakeに搭載されるAIアクセラレータであるVPUについて行われていましたが、どうやらその裏でアメリカのオークションサイトのeBayにこのMeteor LakeのES品と見られるCPUが出品されているようです。

Meteor Lake P 6C + 8A + GT2 X7 4CAB4V B A モビリティ CPU14th Gen | eBay

eBayに出品されたのは薄型ノートPCなどに搭載される事を想定したMeteor Lake-Pで、CPU構成は6P+8E構成のモデルになっており、実際にComputex2023のデモ機に搭載されていた16コア22スレッドモデルと全く同じ構成のCPUと見られています。出品されているMeteor Lake-Pについては、価格は$999.99、日本円では14万円ほどで在庫は2個ほどあるようです。ただ、このMeteor Lake-PはノートPC向けという事でCPUとマザーボードとの接続はBGAで行われるため、はんだ付け作業が必要な上、互換性のあるマザーボードが市場には出回っていない事から動作させることは困難と言えます。

このような発売前のサンプル品については各社OEMで試験された後にeBayに流れ着く事が多いため、必然的にOEMが多い中国や台湾、香港などから出荷される場合が多いのですが、今回の場合はアメリカのユタ州が出荷元という事で恐らくMeteor Lakeが製造されるアリゾナ州にあるIntel Fab42で製造が行われた後にそのまま関係者が無断か何かしらの細工をして不正に持ち出したサンプル品と見られています。

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