Radeon RX 6800 XT をLN2で冷却。2.8GHz動作で3Dmarkの世界記録をまた達成。

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11月18日に発売された(日本では11月20日)AMDのRadeon RX 6800 と RX 6800 XTですが、発売間もなくして純正クーラー装着でオーバークロックし世界記録が達成されたという話がありました。今回は、お約束のLN2でオーバークロックがされ世界記録が達成されました。

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目次

LN2化で3D Mark Fire Strike世界記録を塗り替える

AMD Radeon RX 6800 XTが発売されて間もなくして、純正クーラーを装着した状態でオーバークロックを実施し、LN2冷却でオーバークロックされたRTX 3090の記録を塗り替えたという話は記憶に新しいと思います。ただ、オーバークロッカーは空冷で満足するはずもなく、Radeon RX 6800 XTをLN2で冷却し世界記録に挑みました。

LN2化で2.8GHzで動作で世界記録を塗り替え

Takukou`s 3DMark – Fire Strike score: 48890 marks with a Radeon RX 6800 XT

前回、空冷状態でオーバークロックされた際には動作クロックが2.65GHzにまで達しておりGPUスコアが59606pt、総合点が47932ptを記録し、約200ptの僅差でLN2冷却でオーバークロックされたRTX 3090の記録を塗り替えました。

今回は、中国のオーバークロッカー『Takukou氏』によってLN2冷却でRadeon RX 6800 XTを2.8GHzにまでオーバークロックされています。その他構成では、CPUがLN2冷却のRyzen 9 5950Xを5.6GHzにオーバークロックされたPCで計測されています。

その結果、総合点では空冷オーバークロックで記録された47932ptを約1000pt上回る48890ptが記録されました。また、GPUスコアは61831ptと初めての60000ptを突破した結果を記録しました。

今回のRadeon RX 6800 XTでは2.8GHzにオーバークロックされていましたが、今後、試行錯誤が重ねられればGTX 1060で記録されている3.0GHzの記録を越えられる可能性があります。また、12月8日にはRadeon RX 6900 XTが発売される予定であり、3DMark FireStrikeの総合点50000pt越えは時間の問題かもしれません。

純正クーラーでオーバークロックされた時の記録に対して今回のLN2冷却でのオーバークロックでは総合点が約1000pt差を付けるなど予想以上にスコアが伸びた印象です。ただ、動作クロックについては2.65GHzから約150MHzの増加に留まっているため、今後の試行錯誤などを経て大台の3.0GHzに乗せて欲しい所です。

このようなベンチマークスコア対決は実際のゲーム環境を模擬しているものでは無いので買う時の参考にはなりませんが、スコアがどんどん塗り替えられていくのを見るのはスコアを出す側の意地もあれば、半導体技術の進歩も感じられて楽しさがあります。

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