Intel Granite Rapidsで採用される超巨大なLGA7529搭載マザボの写真登場

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
この記事は最終更新日から1年経過しています。掲載内容や情報が古い可能性があります。
  • URLをコピーしました!

Intelでは2024年に次世代サーバー・データーセンター向けCPUとしてGranite RapidsとSierra Stormの投入を計画していますが、これらのCPUに対応するLGA7529ソケットの巨大さが伝わる新しい写真が登場しました。

目次

Granite Rapidsに対応するLGA7529ソケットの新たな写真が登場。Ryzen 7000 CPUが合計6つ入るサイズ

Intel’s Super-Massive LGA 7529 Socket Pictured, Ready For Next-Gen Xeon CPUs With Up To 132-Core P-Cores & 512 E-Cores (wccftech.com)

Intelでは2024年にかけてGranite RapidsとSierra Forestを投入予定としており、これらのCPUには新たにLGA7529ソケットが用いられる事が明らかになっています。このLGA7529については既に写真が登場しており、巨大なソケットであることが明らかになっていますが、今回このLGA7529と、搭載されるマザーボードを鮮明に写した写真が登場しました。

このLGA7529と搭載するマザーボードの写真はBilibiliコンテンツクリエイターの@不拉更的Harry&Machine Soulが入手したエンジニアリングマザーボードから来ています。マザーボードにはESラベリングがすべての角に貼られている設計であり、ソケット自体も同様です。

マザーボードには、少なくともPCIe Gen 5レーンを96レーン備えており、Granite Rapidsでは12チャンネルDDR5-6400メモリのサポートも含まれます。

Intel Ultra Path Interconnect(UPI)と帯域幅もLGA 7529ソケットマザーボードのために強化されており、競合のAMDよりも優れていると予想されます。マザーボードには、ハードドライブコントローラ、入出力コントローラ、および統合ハードウェアを使用するためのチップセットは搭載されておらず、すべてCPUに内蔵されるようです。チップセット機能をCPUに内蔵する事でコストの削減の他、IntelがSapphire Rapidsで導入した各機能のサブスクリプションサービスの導入が可能になります。

PCIe 5.0 Mini Cool Edge IO(MCIO)コネクタは、リンク幅x16をサポートし、UPI、追加PCIE、GENZ、およびCEM接続に使用されます。 R2214914 VRMは、プロセッサとメモリを105Aで駆動しますが、DrMOSは不明です。

Granite RapidsやSiera Forestなどに対応するLGA7529ソケットについては現行のSapphire Rapidsに比べるとふたまわりぐらい大きく、AMD Ryzen 7000シリーズCPUを6つ収められるサイズと非常に大きくなっています。

この巨大なLGA7529ソケットでは最大132コアが搭載されるGranite Rapidsと最大512コアを搭載するSierra Forestに耐えられるように、デフォルトで400~500W程度の消費電力に耐えられる設計になっており、それだけの大量の電力を供給するために多くのピンと巨大化が行われていると見られています。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (1件)

  • CPUクーラーどうなんだろ
    ナチュラルに水冷?
    メガビックな空冷は無いよね?
    めっさ気になる

コメントする

目次