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コンシューマー市場でIntelは優勢を確保。AMDはシェアを奪われている模様

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Intelではここ最近の決算で芳しくない結果を発表したことから株価などは大きく低迷、一方のAMDでは良好な決算内容を維持していましたが、コンシューマ向けCPUに焦点を当てると、Intelは良好な地位を固めつつあるようです。

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コンシューマ向けCPUのシェアはIntelが勢いを増している一方でAMDはシェアを失い始めている模様。

Intel, Qualcomm, Skyworks stocks rise as Susquehanna upgrades trio | Seeking Alpha

投資会社のSusquehanna社はIntelに対する格付けをネガティブから中立に引き上げることを2023年3月16日に発表しましたが、どうやらIntelでは収益の柱でもあるコンシューマ向けCPUにおいてシェアを取り戻しつつあることが明らかになったようです。

Susquehannaによると、AMDではRyzen CPUでIntelに対して高い性能の製品を競争力のある価格で提供することで優位に立ってきており、Intelが14nmで製造されるデスクトップ向けCPUや苦戦して立ち上げた10nm製品を小規模に投入する中でAMDは7nmで製造されるZen 3 Ryzen 5000シリーズでIntelに対してコンシューマ向けCPUのシェアを大きく奪うことに成功しました。

しかし、Intelでは2021年から完全に新しいアーキテクチャーを採用する第12世代CPU、Alder Lake、そして2022年には第13世代のRaptor Lakeを投入することで競争力を取り戻しつつあり、一方のAMDはシェアを失い始めているとのことです。

Susquehanna社のRolland氏によると、IntelではPat CEOが率いる同社はよりよい製品ロードマップを提供し、それを着実に実行していると指摘しています。また、パンデミック中に発生した在宅勤務ブームとその後の在庫調整によるPC市場の不況は終焉に向かいつつあるとのことで、Intelの格付けを否定的から中立的へ変更しています。

一方、シェアを失いつつあると言われているAMDに関してはx86 CPUのシェアを30%獲得するなどしています。しかし、Zen 4からAMDはより収益性の高いサーバー・データーセンター向け製品のEPYCに重点を置いており、Ryzenなどコンシューマ向けCPUに関してはRyzen 7000シリーズやRyzen 7040など新製品の投入は進めているものの、価格が高いプレミアム市場に焦点を当てた製品ラインアップとなっており、メインストリーム製品のラインアップはIntelに比べて充実しているとは言い難い状態になっています。

ただ、Intelに関してはコンシューマ向け製品ではシェアを巻き返してはいるものの収益率が高く、Intelにとって2番めに高い売上高を記録しているサーバー・データーセンター向けでは苦戦が予測されています。例えば、IntelではSapphire Rapids-SPを2023年に、当初の計画から2年遅れで投入したものの、AMDではSapphire Rapids-SP以上の性能を持つEPYC Genoa、Bergamo、Genoa-Xなど計画しているほか、2024年にはZen5アーキテクチャーを採用するTurinなども控えているため、コンシューマー向けでシェアを取れたとしても、他の収益源では苦しむ可能性はありそうです。

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自作PCやゲーム、ガジェット好き。
帰国子女だった事を活かして海外のPCやゲーム、ガジェットのトレンドや情報をいち早く正確にお届けします。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 3万近いマザーを買うような層は7600Xや7700Xは買わないのでX3D待ちですね。
    海外サイトのアンケートでも9割近くがX3Dを待つという回答でした。
    X3D発売後はノーマルモデルが値下り(マザーセットで叩き売りになる)なので、今買う人はあまり居ないと思います。
    A620マザーもまだ発売されていないし、ゲーマーだとB650+7700XよりもA620+7800X3Dの方が良いでしょうからね。
    どちらにせよ4月8日に7800X3Dが発売されてからでないと動きは無いと思います。
    安ければ良いという層はとっくにDDR4+Intelで組んでいるでしょうからね。
    Intelは2世代でソケット互換が無くなり、マザーやクーラー買い替えコストがかかるので長期的に見ると安くは無いですが、5年や8年買い換えない人はあまり関係無いですからね。

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