自分は新しいモノ好きという事で、カメラやパソコンは3年程度、iPhoneについては毎年最新型へ買い替えるのですが、なぜかこの7年間、パソコンディスプレイだけは買い替えていませんでした。そんな矛盾に気付いた事から4Kディスプレイを購入しました。
そこで、今回は4Kディスプレイを購入して感じた様々な変化についてまとめたいと思います。

PS5に備えよ
普段パソコンではRAW編集をしたり、ゲームをプレイをしているのですが、ディスプレイは7年前に購入した三菱電機製の23型フルHDディスプレイを愛用していました。
しかし、4K対応のPS5が発表されたことで『ついに4K時代の到来』を感じたため、急にディスプレイ買い替えたい欲に火がついてしまいました。

ディスプレイは結局は感覚?
4Kディスプレイが欲しいと思い始めたのは4月の中旬で実際に購入したのはGW真っ只中と実に2週間近く何を買うか悩み続けていました。
悩む理由ですが、ディスプレイには解像度やコントラスト比、応答速度(m/s)、nits、AdobeRGBカバー率〇〇%などのスペックが数多く並べられていますが、結局は目で見る視覚情報のためほとんど感覚的なものに過ぎません。ですので、この情報を整理したり、情報を元に自分に合いそうな商品はどれかを選ぶ作業は苦労をしました。
ただそんな苦労をして後悔無く選んだ4KディスプレイがDellのU2720QMというモノになります。*選び方はどこかで紹介します
Dell U2720QMとはざっくりとどんな商品?
DellのU2720QMはアマゾン専売で発売されているモデルで、60000円で買えるモデルになります。60000円というと、27~30インチ程度の4Kディスプレイでは、ちょうど中間グレードに当たるモデルになります。(最安値は3万円程度、高額なモノは10万程度)
中間グレートとあって、スタンドの作りや画面の品質、綺麗さや対応機能に不満はありません。
詳細レビューはGoogleで調べてみてください。以下が自分が参考にしたサイトです。
http://www.get-pc.net/p-monitor-U2720Q/index.htm
https://photographylife.com/reviews/dell-up2720q←海外のサイトです。
4Kディスプレイにして変わったこと
前置きが長くなりましたが、4Kディスプレイにして起きた変化とその理由を自分なりに考えたので書きたいと思います。
- 部屋を明るくして作業をするようになった
- 姿勢よく、遠くから画面を見るようになった
- 仕事の速度が上がった
- ゲームが強くなった?!
部屋を明るくして作業をするようになった
フルHDディスプレイを使っていた時は基本的に部屋を真っ暗にしてパソコン作業をしていました。それが4Kディスプレイを購入してから部屋の明かりを付けて作業をするようになりました。
理由としては、4Kになったと同時にこのディスプレイがDisplayHDR400に対応していたことが挙げられます。この規格への対応を謳うには標準でも320cd/m2以上の明るさを出せなければなりません。U2720QMでは350cd/m2ですので、これは従来のディスプレイに比べて100cd/m2以上明るい計算になります。ちなみに100cd/m2明るいとはロウソク100本を炊いた程度に明るいという事です。
このように、非常に明るいディスプレイになったことで自然と部屋を明るくして作業をするようになりました。
姿勢よく、遠くから画面を見るようになった
解像度が高くなって文字が小さくなったので逆では?と思われる方もいますが自分の場合、遠くから見るようになりました。理由としては、フルHD時代では、1つのウィンドウズを全画面にして作業をしていましたので近くで見た方が楽でしたが4Kにしてから複数ウィンドウズで作業するようになりました。こうなると必然的に遠くから全体を見渡して作業をするようになります。

会社のパソコンを繋げるとなぜか仕事のスピードが早くなった
普段会社ではノートPC+フルHDの外部ディスプレイを利用しており、テレワーク環境でも同じ環境でした。それを4Kディスプレイにしてから普段なら必ず1時間以上かかる作業が1時間以内に終わるようになりました。気になってキーロガー*を見てみると【Alt+tab】と打つ回数が半分に減っていました。
つまり、画面を同時に表示することで無駄な画面遷移が減った=作業時間の短縮となったようです。仕事柄、重いCADソフトと様々な情報が入ったエクセルを同時利用する事が多いのですが、フルHDで分割表示をすると画面に入りきらず結果的に、画面遷移をすることが必要です。ただこの遷移、メモリーの状況によっては再ロードのような作業が挟まれ10秒ほど待たされていました。
しかし4Kで表示することで分割表示ができ、図面と別ソフトを同時表示できるため目を動かすだけで作業を進めることができるようになりました。このように使えていたため自然と作業時間が大きく減った事に繋がったみたいです。
*キーロガーと言うとスパイウェアと勘違いされそうですが、勤めてる会社では社員が任意でこのソフトを入れられるようになっており業務の振り返りに使えるようになっています
ゲームが強くなった?!
4Kディスプレイを買うきっかけにもなったゲームですが、4Kディスプレイにしてからキル・デス・レシオが大きく向上しました。理由としては、4Kでプレイする事で遠くにいる敵もかなり綺麗に映し出されるようになります。これによってエイムや反応速度が速くなったのかなと自分なりには思います。
ただ気を付けて欲しいのが、自分はもともとRTX2080というかなりハイエンドなグラフィックスカードを積んでいました。もし今RTX2060などミドルレンジに属するハードウェアを利用している場合、4Kでは性能不足に陥りフレームレートが大幅に下がります。ですので、ゲームメインで使う方はお持ちのパソコンスペックが4K表示にしても耐えられるかをまず確認してみてください。
まとめ
簡潔に4Kディスプレイの良さをまとめると明るい部屋で姿勢よく素早く仕事ができるようになりゲームも強くなれる人生におけるチートアイテムです。
盛っているように聞こえそうですが、使ってみるとその快適さに魅了されます。(会社はフルHDディスプレイですので出社する度に4Kとの快適さの違いを大きく感じています)
ですので、もし近々パソコンのディスプレイを買い替えようと思っている方が居ましたら、絶対に4Kディスプレイを検討対象に入れてみることをお勧めします。
仕事やゲームで使うのであれば快適さで絶対に後悔はしないと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
画質は本当に良いです。
Photoshopなど処理することが流暢できるなら、次はこれが欲しいです
私はLGを買いましたが、4Kはいいですね。