NVIDIA GeForce RTX 4050は6月登場で計画中。VRAMは6GBに減少が明らかに

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NVIDIAでは2023年上半期にかけてGeForce RTX 4000シリーズのラインアップを拡充させる計画で、4月にはRTX 4070、5月にはRTX 4060を発売するとリークで言われていましたが、6月にはエントリーモデルにあたるGeForce RTX 4050が発売される可能性が出ているようで、仕様に関しても少しだけ明らかになりました。

目次

エントリーモデルのNVIDIA GeForce RTX 4050が2023年6月登場予定。VRAMは6GBに減少へ

NVIDIAでは2022年にGeForce RTX 4090やRTX 4080を、2023年1月にRTX 4070 Tiを発売するなどハイエンドモデルを中心にラインアップを揃えています。メインストリーム向けモデルに関しては、2023年4月13日にGeForce RTX 4070を、5月にはRTX 4060シリーズを発売予定であると言われていますが、さらにエントリーモデルにあたるRTX 4050が6月に発売される計画であることがリーク情報で明らかになりました。

TwitterでGPU関係のリーク情報を扱う、MEGAsizeGPUが今後発売予定のNVIDIA GeForce RTX 4000シリーズの発売時期をリークしており、NVIDIAではGeForce RTX 4060 Tiを2023年5月終わりに発売し、その後にRTX 4050を6月発売で計画をしているようです。

RTX 4060については数日前にRTX 4060 Tiと同じく5月に発売がされるという情報が出ていましたがここではRTX 4060の発売時期は未定となっています。

このGeForce RTX 4050はRTX 3050の後継モデルとして発売が行われる事になるのですが、MEGAsizeGPUがこのRTX 4050のVRAM容量について6GBであることを明らかにしています。

CUDAコアに関しては2560基を搭載しており、先代のRTX 3050と同じ仕様となっています。動作クロックについては不明ですが、RTX 4000シリーズではブースト時は2.5 GHz程度に設定される場合が多く、RTX 4050についても同じぐらいに設定されると見られています。

これによりGPU単体での性能は12.8 TFLOPs程度とRTX 300並みになっていますが、VRAMに関してはMEGAsizeGPUのリークの通り6GBとRTX 3050の8GBから少なくなっており、バス幅も96-bitで帯域幅は216GB/sとかなり低くなっています。

GeForce RTX 4050では他のRTX 4000シリーズで採用されているAda Lovelaceアーキテクチャーを採用する事でL2キャッシュ容量などが増えています。そのため、帯域幅が多少少なくてもゲームでの影響は抑えられると見られていますが、VRAM容量に関しては影響を抑える事は困難であると見られています。

特に、最近発売されるゲームの中でもグラフィックに力を入れているタイトルでは8GB以上のVRAMが推奨仕様として置いているゲームが多いです。そのため、RTX 4050で設定される6GBのVRAMの場合ゲームは動くものの、動作させるためにテクスチャー解像度や出力解像度を下げる必要が出てきたり、動作しても快適とは程遠いレベルのフレームレートで動作する可能性があります。

 

GeForce RTX 4060 TiやRTX 4060で設定される8GBについても2023年に発売されるグラフィックカードとしては少な目と言われていましたが、6GBと言うのはいくら何でもコストカットに傾倒しすぎと言わざるを得ないです。

RTX 4050については他のRTX 4000シリーズと同じく価格が高めに設定される可能性が高く、価格的にはRTX 3050並みと言うよりはRTX 3060寄りにもなるとも考えられるため、もし実際にこのような価格設定であれば素直にRTX 3060を買った方が幸せになれそうな気がしますね。特に、VRAMが6GBでは2~3年後ぐらいに発売されるAAAタイトルのゲームは確実に動かないと言えますし、そんなグラフィックカードに4~5万円も払う価値あるのか疑問ですね。


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