GeForce RTX 3000 Superのラインアップ情報が出現。4モデルが登場予定

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GeForce RTX 3000 Superについては2021年末から2022年初旬にかけて登場予定で既存のRTX 3000シリーズをリニューアルしたモデルとなる見込みですが、そのラインアップに関する情報が出現しました。

目次

GeForce RTX 3000 Superのラインアップ情報が出現

NVIDIA GeForce RTX 3080 SUPER, 3070 SUPER and 3060 SUPER get rumored specifications – VideoCardz.com

GeForce RTX 3000 Superシリーズについては、2020年9月から発売されているGeForce RTX 3000をリニューアルしたモデルとなる見込みで2021年末から2022年初旬頃に登場が見込まれていますが、今回GeForce RTX 3000 Superシリーズで登場が見込まれているラインアップ4モデルに関する情報がGPU関連のリーク情報で定評があるkopite7kimi氏より出現しました。

なお、NVIDIAではGeForce RTX 3080 Tiなどのように発表直前で仕様変更をする例があるためここで出現した製品がすべて登場するとは限らないので注意は必要です。

VRAMを20GB搭載したGeForce RTX 3080 Tiが出現。ほぼマイニング用

GeForce RTX 3090 Super|CUDAコア数が増加

GeForce RTX 3090 Superについては過去にGPUやCUDAコア数、メモリー速度など詳細まで出現しています。

GeForce RTX 3090 Superの一部仕様判明。TDPは400W超えに

現時点で判明している情報としては、GPUには引き続きGA102 GPUを採用するものの、コア数はGA102 GPUに搭載されている10752基のCUDAコア全てが有効化されたものが搭載される見込みです。VRAMについては引き続きGDDR6X採用し、速度が現行の19.5Gbpsから21Gbpsに向上すると見られています。なお、容量については24GB据え置きである事が今回出現したラインアップ情報で判明しています。

なお、コア数増量は2.7%に留まっていますが、メモリー速度の向上と共に動作クロックも向上するためかトレードオフとしてTDPが現行のRTX 3090の350Wから最大450Wにまで増えると見られています。

モデル GPU CUDAコア VRAM容量 バス幅 TDP
GeForce RTX 3090 SUPER GA102? 10752 24 GB GDDR6X  384-bit ~450W
GeForce RTX 3090 GA102-300 10496 24 GB GDDR6X 384-bit 350W

 

GeForce RTX 3080 Super|CUDAコア数とVRAM容量が増加

GeForce RTX 3080 Superに関しては、CUDAコアが合計で8960基搭載されると見られており、性能的にはRTX 3080とRTX 3080 Tiの間に位置すると見られています。また、VRAM容量についてはRTX 3080の10GBから12GBに増量されておりこれに伴いメモリーバス幅は320bitから384bitに増える見込みです。

なお、Superモデルが登場する際には無印モデルから価格据え置きの性能向上モデルとして登場し、無印モデルは値下げが行われます。ただ、RTX 3080、RTX 3080 Super、RTX 3080 Tiの3モデル間の差が非常に小さいため、もしかしたらRTX 3080は値下げがされることなく生産終了し、RTX 3080 Superに置き換えられる措置が取られる可能性がありそうです。

モデル GPU CUDAコア VRAM容量 バス幅 TDP
GeForce RTX 3080 Ti GA102-225 10240 12 GB GDDR6X  384-bit 350W
GeForce RTX 3080 Super GA102? 8960 12GB GDDR6X 384-bit 320~350W
GeForce RTX 3080 GA102-200 8704 10 GB GDDR6X 320-bit 320W

 

GeForce RTX 3070 Super|RTX 3070をGDDR6X化

GeForce RTX 3070 Superについては他のモデルに対して変更点は少なく現行のRTX 3070に対してVRAMをGDDR6X化するだけに留まる見込みです。このモデルについても現行RTX 3070に対して差が非常に小さいためSuperモデルに置き換えが行われる可能性が高いと考えられます。

モデル GPU CUDAコア VRAM容量 バス幅 TDP
GeForce RTX 3070 Ti GA104-400 6144 8 GB GDDR6X  256bit 290W
GeForce RTX 3070 Super GA104? 5888 8GB GDDR6X 256bit 220W~290W
GeForce RTX 3070 GA104-300 5888 8GB GDDR6 256bit 220W

 

GeForce RTX 3060 Super|CUDAコア数が大幅増加

GeForce RTX 3060 Superについては他のSuperモデルに比べて大幅な性能向上が見られそうです。

CUDAコアについては5632基搭載し、これはRTX 3060からは1.5倍、RTX 3060 Tiからは1.16倍のコア数に匹敵し、仕様的にはRTX 3070に近くなります。また、VRAMには12GB GDDR6が搭載されるとの事でRTX 3060やRTX 3060 Tiを越える性能となりそうなモデルとなっています。

ただ、このモデルが登場するとなると本来NVIDIAの中で『Tiモデル』は2つのグレード(RTX 3060とRTX 3070の間)を埋めるモデルとして出ていますが、RTX 3060 Superはその法則を明らかに無視した存在となります。そのため、RTX 3060 Ti 12GBなどSuperと言う名称は使わないモデルとなるかもしれません。

モデル GPU CUDAコア VRAM容量 バス幅 TDP
GeForce RTX 3060 Super GA104? 5632 12GB GDDR6 256bit 200W~220W
GeForce RTX 3060 Ti GA104-200 4864 8 GB GDDR6X  256bit 200W
GeForce RTX 3060 GA106-300 3584 12GB GDDR6 192bit 170W

2021/09/28 : Intel Alder Lake-Sの発売日は11月4日。予約開始は10月27日

 

GeForce RTX 3000シリーズについてはRTX 3060からRTX 3090まで計7モデル登場しており、Superモデルがこのまま追加投入となれば計11モデルになってしまいます。あまりにもラインアップが増えると製品毎に部品仕分けや種別管理などを行う費用が嵩みAIBの負担が大きくなるため、個人的にはSuperモデルを投入によって生産終了となるモデルは1つや2つぐらいはありそうな気がします。正直、この仕様だったらRTX 3080やRTX 3070はSuperとの差異は無く値下げ余地も限られていそうですので生産終了も選択肢と思います。

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