Core i9-12900Kがベンチマークに出現。Z690マザーボードに搭載

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2021年末頃発売が予定されているAlder Lake-Sですが、PugetBenchと呼ばれるベンチマーク上にASUSのZ690に搭載された状態で出現しました。性能面ではCore i9-11900K相当となっています。

目次

PugetBenchmark上に出現したCore i9-12900K

Intel Core i9-12900K CPU spotted alongside ASUS ROG Strix Z690-E motherboard – VideoCardz.com

Core i9-12900Kは2021年末までに登場するAlder Lake-Sラインアップの中で最上位に位置するモデルですが、そのQS品と思われるベンチマーク結果がPugetBenchmark上に出現しました。PugetBenchmarkでは主にソフトウェアの快適さを測るのに使われているベンチマークで、Adobe系ソフトやDaVinciなどをどれだけ快適に運用できるかなどを計測出来ます。今回、出現したベンチマークはAdobe After Effectでの快適さを計測する結果となっていますがベンチマークスコアにはGPU性能が高く寄与するためCPUのベンチマークにはあまり向いていないベンチマークになっています。

スコアはCore i9-11900K相当。まだ最適化の余地あり

Core i9-12900Kのスコアは3つの結果が掲載されており、1541pt、1573pt、1575ptが計測されています。平均すると約1563ptとなります。システム構成としては、ASUSのZ690-EマザーボードにCore i9-12900Kが搭載された状態となっており、グラフィックカードにはGeForce RTX 3090が搭載されています。また、メモリーはDDR5 4800MHz 64GB (32GBx2)の構成となっています。

この構成に最も近い現行のRocket Lake世代となるCore i9-11900Kと見比べてみると、1548ptを記録しており若干ながらCore i9-12900Kの方が1%程度高い結果となっています。冒頭で触れた通りこのベンチマークはGPUの性能に大きく左右されるため、Core i9-11900KとCore i9-12900Kの間のスコア差は誤差の範囲となっています。ただし、スコアの内訳を見て見ると、GPU ScoreはCore i9-11900Kの方が高く出ていますが、RAM PreviewやRender ScoreなどはCore i9-12900Kの方がスコアが高く出ておりIPCの高さがスコアに反映されている可能性があります。

 

今回出現したPugetBenchmarkのスコアは恐らくASUS社内での検証時に誤ってベンチマークサーバーに送信してしまったものと見られていますが、GPU性能が大きく寄与するベンチマークと言う事で両者間に大きな差は見られませんでした。ただ、内訳でRAM Previewなどメモリー速度が影響しそうな項目や、GPU性能よりCPU性能の方が求められるRender ScoreなどはCore i9-12900Kの方が明らかに高いためCPU自体の性能としては過去のリーク通り高いと言えそうです。今後CinebenchなどCPUに特化したベンチマークなども徐々にリークしてくると考えられるのでどのようなスコアが出てくるのか注目です。

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