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ASRock製、AM5対応A620マザーボードの写真登場。Ryzen 7000X3Dに最適

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AMDでは2023年4月前後にRyzen 7000シリーズに対応する廉価版のソケットAM5搭載マザーボード、A620マザーボードの投入を計画していますが、今回ASRock製A620マザーボード、ASRock A620M-HDV/M.2の製品画像がリーク出現し、細かな仕様などが明らかになりました。

目次

ASRock製のA620マザーボードの写真が登場。電源は6フェーズなど必要最低限の装備もRyzen 7以下のミドルレンジモデルには最適なマザーボードに

AMDのRyzen 7000シリーズに対応するマザーボードではPCIe Gen 5やDDR5に標準対応するなど高いスペックを持つものの、これが原因でマザーボード価格は高騰、発売からすでに半年以上経過していても、最廉価マザーボードであるB650シリーズでは最安値が2万円を超えるなど比較的高い価格になっています。

そのため、Ryzen 7000シリーズの売れ行きは絶好調とは言えず、Intelの第12世代や第13世代CPUやRyzen 5000シリーズの方が売れているという状況になっています。

しかし、AMDではこの状況を打開すべく廉価で機能を絞りつつもコストパフォーマンスに優れるA620マザーボードを投入予定ですが今回、ASRock製のA620マザーボード、ASRock A620M-HDV/M.2の製品写真がリークで出現しました。

First entry-level AMD A620 motherboard has been pictured – VideoCardz.com

ASRock A620M-HDV/M.2のAMD A620マザーボードは、非常に低コストな設計で最小限の機能と装備を備えた廉価版モデルとなります。

マザーボードはMicroATXサイズで、DDR5 DIMMスロットは2つしか搭載していませんが、48GBメモリーモジュールを搭載する事で最大96GBのメモリー容量までサポートされます。拡張性についてはPCIe Gen 4.0 x16スロットが1つ、PCIe Gen 3.0 x1スロットが2つ搭載されています。また、NVMe M.2 SSDに対応するGen 4.0 x4のHyper M.2スロットが1つと裏面にPCIe Gen 3に対応するM.2スロットを搭載しています。また、別売りのWi-Fiモジュールを搭載できるM.2スロットも搭載しています。

I/Oに関しては、ASRock A620 AM5マザーボードにはHDMIおよびDP出力が1つずつあり、USB Type-Cが1つ、Type-Aが4つあります。また、Ethernet LANポートを1つと3チャンネルのオーディオポートも備えているなど必要最低限の装備を備えたベーシックモデルになっています。

なお、このマザーボードでは電源関係は6フェーズのVRMと単一の8pinEPSコネクターを搭載するなど仕様がかなりそぎ落とされており、AM5対応にはなっているものの、Ryzen 9 7950XやRyzen 9 7900XなどTDPが170Wに設定されるモデルは電力制限により最大性能を発揮する事は難しい仕様になっています。また、貧弱な電源関係を持つ事からオーバークロックはサポートされていません。ただ、TDPが120Wに設定されているRyzen 9 7950X3DなどRyzen 7000X3Dシリーズには対応が可能な上に、メモリーオーバークロック機能であるEXPOには対応しているため、Ryzen 7 7800X3Dと組み合わせる事でコストパフォーマンスが非常に高いゲーミング向けPCを組むことが可能になると考えられています。

今回のASRock A620M-HDV/M.2はA620の中でもベーシックグレードであると見られており、価格は米ドルで$100以下、日本円では1.3万円を下回る価格での販売が予測されています。Intelではエントリー向けのB660が日本円で1万円程度で販売されている事を考えると少々高いですが、それでもゲーミングに最適なRyzen 7 7800X3Dと組み合わせることが可能であることを考えると、AMDはA620の投入によってRyzen 7000シリーズの競争力を飛躍的に高める事が可能になると考えられます。

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この記事をかいた人

自作PCやゲーム、ガジェット好き。
帰国子女だった事を活かして海外のPCやゲーム、ガジェットのトレンドや情報をいち早く正確にお届けします。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 4+2フェーズだとTDP120WのCPUは厳しいかもしれないですね。
    AM4環境でもTDP105WのCPUを4フェーズで動かすと100℃行きます。(ヒートシンク無しの場合)
    VRMの変換効率が90%の場合、120Wを供給すると12W前後は熱として放出されるので、ヒートシンク無しでは厳しいです。
    この製品はどちらかと言うとTDP65WのCPUを使用する為のものだと思います。
    TDP120WのCPUを使用する場合は8+2フェーズのB650M-HDV/M.2の方が良いでしょう。
    B650チップセットであればPBO(CurveOptimizer)にも対応しているからです。
    ※CurveOptimizerに対応していないA620チップセットの場合は、電圧下げの手段が制限されます。

    今後発売されるRyzen APUなら使えるか、と思う人も居ると思いますが、
    APUの場合はiGPUをオーバークロックしたりするので、SOCの電力が60Wを超えます。
    この為、SOC側のVRMが2フェーズしか無い上にヒートシンクの無いマザーは厳しいです。
    ※Ryzen 7000 CPUのRDNA2 (2CU)ですらOCするとSOC電力が60W近く行きます。

    ということで、用途的にTDP65WのCPU用だと思った方が良いです。

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