Intel Arc Alchemist A770とA750のベンチマーク出現。A770はRTX 3060並?

IntelのArc Alchemistについては上位モデルのArc A770とArc A750が2022年10月12日に発売がされますが、今回この2モデルのOpenCLとVulkanベンチマークが出現しました。

2022年10月12日発売のArc Alchemist

Intel Arc A770 & A750 GPUs tested in OpenCL and Vulkan benchmarks - VideoCardz.com

IntelではディスクリートGPUとしてArc Alchemistを当初の計画では2021年中に発売としていましたが、部品供給問題やドライバーの不具合で2021年発売には間に合わず、2022年の早い段階で発売を目論むも結局、2022年10月12日と大幅に遅れての登場となりました。

そんな、Arc Alchemistですがこのなかで上位モデルとなるArc A770とArc A750について発売日が10月12日となりましたが今回この2モデルに関するベンチマーク情報が出現しました。

性能はArc A770がGeForce RTX 3060相当に

今回出現したベンチマークはASUS製のものと見られており、CPUにはCore i9-13900KS、OSはWindows11で構成された環境でベンチマークが行われています。

GPUの仕様としては、Arc A770が512基のXe-Coreを搭載しており動作クロックは最大2.4 GHzで動作、VRAM容量は16GBが搭載されたLimited Editionと見られています。Arc A750ではXe-Coreが448基に減らされていますが、動作クロックは2.4 GHzでVRAM容量は8GBとなっています。

Geekbench OpenCLスコア結果は、Arc A770が99482pt、Arc A750が88828ptを記録しています。

GeekBench VulkanスコアはArc A770が73536pt、Arc A750が66609ptと言う結果になっています。

Chart by Visualizer

スコアとしては、Arc A770に関してはOpenCL、Vulkan共にGeForce RTX 3060 Tiに対しては18~20%ほど劣るスコアとなっており、性能的にはGeForce RTX 3060同等レベルに収まっています。また、Arc A750に関してはRTX 3060に対しては約10%ほど劣るスコアを記録しており、ベンチマーク上はRTX 2070が最も近い性能のGPUとなります。

IntelではArc A750に関しては1440p性能においてGeForce RTX 3060を上回るというスライドを発表していますが、OpenCLやVulkanでのベンチマークに関してはこの傾向は無いようです。特にIntelはDirectX9など古い規格に関しては性能最適化を放棄しているため、OpenCLに関してもあまり最適化は行われていないと見られます。また、実際にゲームではドライバーの最適化など純粋な計算能力で測れない部分もパフォーマンスに現れるため、実際にゲームを用いたベンチマークを見るまで評価する事は出来ませんので今後出現するレビューなどの情報に注目です。

 

Arc A770とArc A750に関しては、A770がRTX 3060 Ti相当、Arc A750がRTX 3060相当を目指してパフォーマンスや価格が調整されていますが、Geekbenchなど計算性能を測るベンチマークにおいてはNVIDIA製GPUの方が性能は高いようです。ただ、Intelに関しては特にDirectX12など最新APIを使った負荷が高いゲームの最適化を重点的に行っているとLinus Tech Tipsなどに出演した際に発言しているため、実際にゲームでどのような性能が発揮されるのか期待がかかります。

ちなみに、このゲーミング性能でArc A770がRTX 3060 Ti並みなのか、RTX 3060並みなのかでArcシリーズが遅れて登場しても、価値がある存在なのかが決まると言っても過言では無いと思います。RTX 3060並みとなった瞬間、価格面でもアドバンテージは無くなるので書いてはほとんど付かないと考えられますのでそうならない事を祈っています。

すぐに買えるかは分かりませんが、新型PS5と言われている『CFI-1200』のエントリーがAmazonで開始されていますので、欲しい方は早めのエントリーする事がオススメです。

 

 

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