AMD Zen6の情報がLinkedInからリーク。TSMC 2nmを採用で名称はMorpheus

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
この記事は最終更新日から1年経過しています。掲載内容や情報が古い可能性があります。
  • URLをコピーしました!

AMDでは2024年にZen5アーキテクチャーを採用RyzenやEPYCの発売を計画していますが、その次世代CPUとなるZen6についてLinkedInのプロフィールに一部情報が掲載され、TSMC 2nmを採用する事やCPUコアのコードネームなどが明らかになりました。

目次

Zen6のコードネームは『Morpheus』でTSMC 2nmを採用で2026年登場?

AMDでは2024年上半期にZen5アーキテクチャーを採用するRyzenやEPYCの発売を計画していますが、もちろんAMDではその次のCPU開発に取り組んでおり、今回Zen6に関する情報がAMDで働いているエンジニアのビジネス特化型SNSであるLinkedInのプロフィールから明らかになりました。

AMDで電力管理に携わるエンジニアであるZaheer氏はLinkedInに関係した各CPUコアの内部コードネームと、プロセスノードについて記載を一時的に掲載してしまったようで、その中でZen6の情報も一部記載されていました。

プロフィールにはZen6について2nmを採用するサーバー向けプロセッサとのことで、コードネームは『Morpheus』になるとのことです。

AMDが発表しているロードマップによると、Zen 5は2024年に発売される予定で、Zen 6についてはリストされていません。したがって、Zen 6が実際に販売されるのは早くても2025年以降になると推定されます。ただ、Zaheer氏が担当していたZen 4やZen5の電力関係の設計が開始から1年程度必要で、その後各製品発売まで2年かかっていることから、Zen6については2025年後半から2026年上半期の間での発売になると考えられます。

2nmプロセスについてはTSMCが2025年に生産を開始する予定と言われているため、2025年後半から2026年に発売されるスケジュールは現実的と言えそうです。

マイクロアーキテクチャ コア CCD プロセスノード 発売日
Zen 6 Morpheus ? 2nm ?
Zen 5 Nirvana Eldora 3nm 2024年
Zen 4 Persephone Durango TSMC 5nm 2022年
Zen 3 Cerberus Breckenridge TSMC 7nm 2020年
Zen 2 Vahalla Aspen Highlands TSMC 7nm 2019年
Zen+ ? ? GlobalFoundries 12nm 2018年
Zen ? ? GlobalFoundries 14nm 2017年

なお、Zen6コードネームとなっている『Morpheus』ですが、ギリシア神話に登場する夢の神で、過去に登場しているZen 4やZen 3、Zen 2などを踏襲し、ギリシア神話や北欧神話に登場する名称になっています。Zen5のNirvanaだけ他のコードネームとは系統が異なっており、ジャイナ教において魂の解放を示す概念を意味する言葉になっています。


TDP 170Wまで対応するA620マザーボードは2.2万円で販売中。

AMD Ryzen 5 5600U内蔵小型PCが3.7万円で販売中

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次