モバイル向けAMD Ryzenの2022年までのロードマップが出現

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Ryzen with RDNA2 eyecatch
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AMDのモバイル向けRyzen CPUに関するロードマップのリークが出現し、来年登場予定のRembrandtとDragon Crestの情報が明らかになっています。また、今年登場予定だったVan Goghについては開発中止と言う新たな情報が出現しています。

目次

2020~2022年のモバイル向けCPUのロードマップが出現

AMDのモバイル向けRyzen CPUについて2020年から2022年までの計画を記したロードマップが出現しました。

2021年登場:Van Gogh(開発中止)

Van Goghについては、残念ながら開発が中止されたようです。ただ、判明していたスペックではCPU側はZen 2アーキテクチャーを搭載し、GPU側はNavi2アーキテクチャーを搭載するモデルとなっています。TDPが9Wと非常に低く抑えられており、ファンレスを前提としたタブレット端末などでの搭載が想定されたモデルとなっています。

2022年登場:Rembrandt

Rembrandtは現行のCezanneと同じく性能重視のモバイル向けRembrandt-Hと薄型・省電力性重視のモバイル向けRembrandt-Uの2種類が登場します。仕様はZen 3+アーキテクチャを採用した6nm CPUとRDNA2アーキテクチャを採用したGPUが搭載されます。また、メモリーには新たにLPDDR5が採用されるためソケットはFP7に変更がされるとのことです。また、USBも4.0へ対応する見込みです。このRembrandtですが、CPUは既存のZen 3を改良したZen 3+で大きな性能向上は見込めませんが、GPU側はVegaからRDNA2にアーキテクチャーが最新化されているためグラフィックス性能の大幅な向上が見込まれています。

AMD Ryzen 6000 “Rembrandt” APUは健在。Zen 3+とRDNA2採用

2022年登場:Dragon Crest

Dragon CrestはVan Goghの次期型として予定はされていたものの、仕様面ではVan Goghと大きく変らず、Zen 2 CPUにRDNA2を採用した構成となっています。

 

Van GoghやDragon Crestがどのような端末をターゲットとしていたか謎でしたが、このロードマップでタブレット端末などを想定している事が判明しました。Zen 2とRDNA2の構成はPlayStation5やXboX Series Xと同じ構成で、どのようなグラフィックス性能を実現できるか期待はしていましたが、残念ながら最新情報ではVan Goghは開発中止となり、2022年に登場予定のDragon Crestまでお目にかかれるない事になりそうです。Van Goghの開発中止の理由については明らかになっていませんが、恐らくTSMCのキャパシティーなどが原因だと推測されます。

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