AMD Radeon RX 6700Mのベンチマークが出現。RTX 3070Mより高速

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AMDのRadeon RX 6700Mを搭載するゲーミングラップトップでのベンチマークを実施した結果が出現しました。ラスターでの結果ではNVIDIA RTX 3070Mを約10%程度の性能となっています。

目次

MSI製ラップトップで複数ゲームのベンチマークを実施

AMD Radeon RX 6700M tested against GeForce RTX 3070 Laptop GPU – VideoCardz.com

MSI製のゲーミングラップトップ、 DELTA 15にてAMDのRadeon RX 6700Mを搭載されていますが、このラップトップを利用して複数のゲームにおけるベンチマークを実施した結果が中国の知乎に掲載されています。

このRadeon RX 6700Mを搭載するMSI DELTA 15では、CPUにはRyzen 9 5900HXと16GBのメモリーが搭載されており、NVIDIA RTX 3070MとRyzen 9 5900HXを搭載するRazar Blade 14も比較用に同様にベンチマークが実施されています。

Radeon RX 6700Mの概要

AMD Radeon RX 6700MではNavi22 GPUを採用したモバイル向けGPUとなっています。CUは36基搭載され、合計2304コアを搭載しています。VRAMには10GB GDDR6と80MBのInfinity Cacheを搭載し、バス幅は160bitとなっています。最大TDPとしては80W、110W、130Wの3種類から選択ができるようになっています。

モバイル向けのRadeon RX 6000シリーズとしてはRX6500M、RX6600M、RX6700M、RX6800Mの計4種類が現時点では用意されていますので、今回出現したRX6700Mは上位から2番目のハイエンド帯に属するモデルとなっており、NVIDIAのRTX 3070Mを意識したものになっています。

性能面ではRTX 3070Mを約10%上回るが・・・

Radeon RX 6700Mの概要んて、TDPは3つから選べるとのことですが、このMSI DELTA 15に搭載されているGPUでは恐らく110Wモデルでは無いかと言われています。現時点ではMSIが具体的に何WのGPUであるかを開示していないため『恐らく』と言う書き方になっています。

また、ベンチマークの比較対象として挙げられているNVIDIA RTX 3070MではTDPが80Wであるため、性能比較をする際はTDPの違いについては留意する必要があります。

ゲーミングベンチマークにおいては、Radeon RX 6700Mではここで挙げられているすべてのゲームで60fpsを上回る実力を出しており、1080pレベルであればAAAタイトルでも快適にプレイする事が可能と言えます。また、RTX 3070Mとの比較においてはRadeon RX 6700MがNVIDIA RTX 3070Mより約10%高いスコアを記録しています。ただし、上記にも書いた通りTDPが異なっていますのでワットパフォーマンス面などを推し量る事はできません。

今後は80W版Radeon RX 6700Mを搭載したゲーミングラップトップも登場すると考えられるため、同等条件で比較したベンチマークなどは出現すると見られています。

 

どこでもゲームが出来る、ゲーミングラップトップは魅力的なのですが個人的に価格が高い一方で拡張性が無い点が手が出しにくくなる主要因となっています。しかし、2021年8月現在もGPU価格は高止まりしている状況下でCPUや液晶、NVMeそして高性能なGPUをすべて含んで20万円程度の価格と言うのは案外コストパフォーマンスとしては高いかもしれません。

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