Alder Lake-SのQS品が登場。最大5.3GHzでCinebenchスコアも判明

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Alder Lake-S
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2021年末までに登場予定のIntel Alder Lake-Sですが、そのQS品に関する動作クロックやCinebenchスコアなど少しづつ詳細が明らかになりつつあります。

Alder Lake-Sに関する情報まとめはこちらへ

Intel 第12世代Core CPU『Alder Lake-S』最新情報まとめ

目次

Alder Lake-SのQS品が登場中。リークが徐々に出現中

Intel Core i9-12900K “Alder Lake-S” Qualification Sample allegedly offers 5.3 GHz turbo clock – VideoCardz.com

Alder Lake-SのQS品については数週間ほど前から出現しているようで、徐々にQS品を基にしたリーク情報が出現し始めています。中国のNGA.cnと呼ばれる掲示板ではAlder Lake-SのQS品を手に入れた者と見られる書き込みがされています。

Core i9-12900KのQS品は高性能コア5.3GHz、高効率コア3.9GHzで動作中

書き込みでは、フラッグシップモデルであるCore i9-12900Kの詳細がまず書かれており、高性能コア側は最大5.3GHzで動作し、高効率コア側は3.9GHzで動作中との事です。また、Cinebench R20でのスコアはES2品で9300pt+、QS品相当の動作周波数で計算すると約11300pt+になるとの事。ちなみに、AMD Ryzen 9 5950XのCinebench R20スコアは10500pt程度となっているため、計算が正しいとRyzen 9 5950Xを上回る事になります。

また、他のモデルについても概要が記載されており、Core i7-12700Kについてはコア構成は高性能コアが8+高効率コア4構成となりCinebench R20スコアは9500+、Core i5-12600Kは高性能コアが6+高効率コア4構成となり、スコアは7400+程度を発揮しているとの事です。Core i7-12700KのスコアについてはRyzen 9 5900Xを越えておりパフォーマンス面ではAlder Lake-SがZen 3を大きく上回るのは確実と言えそうです。

また、QS品では高効率コア側の動作周波数が低めにはなっていますが、リリースされるまでに高性能コアに追いつくぐらいの動作周波数になるのではないかと指摘されています。

Alder Lakeをフル活用するにはWindows 11が必須の模様

结城安穗-YuuKi_AnS / Twitter

Twitterでのリーカー、YuuKi_AnS氏によってモバイル版Alder Lakeの情報も出現しています。この情報は初期段階のES品と見られており、バグなどの情報が記載されていますが最大の情報はWindows 11に関する記載です。Yuuki_AnS氏によると、Alder Lakeの性能をフル活用するにはWindows 11で動作させる必要があるとの事です。一方で一部のES品ではバグなのかWindows 11で動作ができないものがあるとの事です。

 

Alder Lake-Sについてはプロセス微細化やアーキテクチャの刷新やbig.LITTLE構成にするなどIntelの最新技術が惜しみなく投入されており、パフォーマンス面では確実にZen 3 Ryzenを越える事が出来そうです。既にQS品が出回っているという事で開発も順調で恐らく予定通り秋から年末にかけて発売される可能性が高いとも言えます。Alder Lakeをフル活用するにはWindows 11が必要と言うことですが、既にAlder Lakeに似たCPUであるLakefieldではWindows 11で明らかにパフォーマンス向上がされているという検証結果が出ているのでAlder Lakeに乗り換えを予定している方はWindows 11の導入は必須と言えそうです。

Windows 11ではAlder Lake等の異種混合CPUでの性能が向上

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