Ada Lovelaceは2022年末に登場。性能が低ければHopperに切り替えか?

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NVIDIAは2022年に既存のRTX 3000シリーズに採用されているAmpereアーキテクチャからAda Lovelaceアーキテクチャを採用すると言われていますが、どうやらその最終仕様が決定したもののパフォーマンス次第ではサーバー向けGPUとして登場予定のHopperが投入されるかもしれないとの事です。

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Ada Lovelaceの仕様が決定。TSMC 5nmで確定

NVIDIA GeForce RTX 40 “Ada Lovelace” series design allegedly finalized, using TSMC 5nm – VideoCardz.com

ここ最近、RDNA 3関連のリークが多く出回っていましたが、今回はAda Lovelaceに関するリークが多数出現しています。まずは、Greymon55氏によるリーク情報で、Ada Lovelaceの仕様が決定したとの事です。

詳細については不明ですが、プロセスノードはTSMC 5nmで確定のようです。ただ、TSMC N5で製造されるのかその改良版となるN5Pで製造されるかについては不明との事です。なお、N5PはN5に比べて消費電力改善率は10%、同消費電力での性能向上率は5%となっています。

もしAda Lovelaceの性能が予想以下なら、Hopper投入へ

GPU関連のリークでお馴染みのkopite7kimi氏によると、Ada Lovelaceが必ず登場するのかについては不明との事です。そして、もしモノリシックダイでは性能不足であれば、Ada Lovelaceは登場しないだろうとツイートしています。恐らく、このような事態になった場合NVIDIAとしてはサーバー向けGPUとして開発中のHopperを採用すると見られています。このHopperはRDNA 3と同じくMCMを採用したGPUとなっています。

NVIDIAではAmpere登場時も先にサーバー向けであるA100を投入し、その後にGeForce RTX 3000シリーズをリリースしています。そのため、万が一Ada Lovelaceが失敗しても大きな遅れなしに投入が出来るのでしょう。

NVIDIAはRDNA 3の在庫が限られると予測。入手性で勝負する?

Nvidia Lovelace & Nintendo Super Switch Leak: Sooner than you think…can AMD RDNA 3 win? – YouTube

Moore’s Law is Deadが入手した複数のソースによると、RDNA 3がAda Lovelaceに対抗する製品となるのはほぼ確定だが、もしRDNA 3がAda Lovelaceに性能面で上回った場合、NVIDIAは入手性(在庫面)でRDNA 3を上回るように計画しているとの事です。kopite7kimi氏のリークとは少し異なっていますが、NVIDIAはRDNA 3が最新鋭のアーキテクチャを採用する事から大量に供給は出来ないとみているようです。そのため、アーキテクチャ切り替えなどをせずに可能な限り安く、入手性が高い状態にすることで売り上げ面で対抗する事を計画していると見ています。

登場は2022年後半

どのリークにおいても、前提となっている発売時期は2022年後半となっています。NVIDIAではここ最近2年毎にアーキテクチャを刷新しているため本命は2022年10月~11月頃になると見られています。

 

2022年にはNVIDIAがAda LovelaceかHopper、AMDがRNDA3をリリースしますがその頃までにはGPU価格は落ち着いているのでしょうかね・・・

Moore’s Law is Deadの動画コメントには『Next year will be insane with insane GPU prices. Can’t wait to sell my house. 日本語訳:来年はGPUとGPU価格が凄い年になりそう。家を売るのが待ち遠しいよ!』と皮肉交じりなコメントが入っていますが、今の高騰した価格が続くようであればハイエンドモデルは平気で30万円を越えそうな気はします・・・

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