10nm採用したデスクトップ向けTiger Lake CPUが静かに登場

  • 2021年5月30日
  • 2021年5月30日
  • Intel

Intel製のデスクトップ向けCPUは2015年に登場したSkylakeからずっと14nmで、2021年末に登場する予定のAlder Lake-Sで初めて10nmを採用する予定でしたが、10nmのTiger Lakeをデスクトップ向けにしたCPUが登場したようです。(LGA1200ではなりません)

デスクトップ向け初?の10nm CPU、Tiger Lake採用のCore i9-11900KB

Intel quietly launches 11th Gen Core 10nm Tiger Lake desktop CPUs including Core i9-11900KB? - VideoCardz.com

期待させる内容ですが、これはLGA1200対応機種ではありません。FCBGA1787です。

Intelが秘かにデスクトップ向けCPUのラインアップを追加しています。その中で、Tiger Lakeを採用するデスクトップ向けCPUがCore i3~Core i9の4モデルが登場しました。

オーバークロック可能なCore i9-11900KB

Core i9-11900KBはモデル名の通りオーバークロックが可能なアンロックモデルとなっています。

仕様としては8コア16スレッドのベースが3.30GHz、全コア利用時のブーストが4.90GHz、1コア利用時のブーストが5.30GHzで駆動する仕様となっています。また、L3キャッシュは24MBを搭載しておりこれは、Core i9-11900Kより8MB多い容量となっています。PL1時のTDPは65Wで、内蔵グラフィックにはXe 32EUを採用しています。

Core i7-11700B

Core i7-11700Bでは、Core i9-11900KBと同様に8コア16スレッドとなっていますが、ベースクロックが3.20GHz、全コア利用時のブーストが4.80GHz、1コア利用時のブーストが5.30GHzとなっています。また、L3キャッシュ容量や内蔵グラフィックス、PL1時のTDPなどは全てCore i9-11900KBと同じになっています。

Core i5-11500B

Core i5-11500Bでは6コア12スレッドとなり、Rocket Lake-Sを採用するCore i5-11500と似た性能となっています。ベースクロックは3.30GHz、全コア利用時のブーストは4.60GHz、1コア利用時のブーストは5.30GHzとなっています。L3キャッシュ容量などはCore i5-11500と同じ12MBとなっており、内蔵グラフィックスはXe 32EU、TDPは65Wとこれらの仕様もCore i5-11500と同じになっています。

Core i3-11100B

Core i3ラインアップについては、Rocket Lake-Sでは登場しませんでしたが、Tiger Lakeを採用するモデルとしては登場しました。コア数は4コア、8スレッドとなり、ベースクロックは3.60GHz、全コア利用時のブーストは4.40GHz、1コア利用時のブーストは5.30GHzとなっています。L3キャッシュは12MBでTDPも65WでCore i5-11500Bと同じになっています。一方でグラフィックスに関してはXe 16EUを採用しており若干性能が下げられています。

デスクトップ向けCPUであるとIntelは公式発表。ターゲットは小型PC

Intel Secretly Launches 65W B-Series Tiger Lake Desktop CPUs (Updated) | Tom's Hardware 

Tom's HardwareではこのCPUについてIntelに問い合わせた所、デスクトップ向けCPUで間違いは無いとの事で、Intelは高性能な小型フォームファクターデスクトップに興味を持つOEMと協力しているとの事です。特にCore i9-11900KBは特に上記のような用途に最適なモデルになるとの事です。

 

BGAという事でマザーボードに半田付けされるタイプのCPUとなりますので若干期待外れな所もありますが、NUCに似た高性能で小型なデスクトップPCが登場するというのは期待できそうです。もしかしたら、BGAをLGAに変換するアダプターなどが登場する事もありますので、気になる人はAliexpressなどを確認すると良いかもしれません。

最新情報をチェックしよう!